日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィルは、は、株式会社滋賀銀行とのビジネスマッチング契約を締結。
カーボンクレジットをはじめとする「環境価値」の創出・流通を促進し、地産地消によって滋賀県内での環境価値と経済価値の循環を目指すことを発表した。
カーボンニュートラルを目指し「バイウィル×滋賀銀行」がビジネスマッチング契約締結
日本が目標とする2050年カーボンニュートラルの実現に向け、プライム上場企業をはじめとする多くの事業者が、自社のカーボンニュートラルを目指して脱炭素活動を進めている。
その目標達成における1つの手段が「環境価値」を取引出来る形にした“カーボンクレジット”や“非化石証書”などを活用し、自社では削減しきれない温室効果ガス排出量を埋め合わせる「カーボン・オフセット」。つまり、自社で削減した温室効果ガスの削減量・吸収量が売り買い出来るというわけだ。
しかし、環境価値の流通は高い需要に反して大幅に不足しており、カーボンニュートラルの実現に向けては環境価値の創出が急務。
一例として、日本で認証を受けたカーボンクレジットである「J-クレジット」は、政府の地球温暖化対策計画において2030年の目標認証量を1500万t-CO2と定められている。これは、2022年度の認証量が889万t-CO2であることに鑑みると、今後更なる環境価値創出への取り組みが求められることを意味する。
そこで、バイウィルは各地域において環境価値の創出および流通を支援し、環境価値と経済価値の循環を促進することにより、日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す。
この度、バイウィルは滋賀県を代表する金融機関「滋賀銀行」とのビジネスマッチング契約を締結。
これを基に、滋賀県内での環境価値の創出・流通を促進し、滋賀県の脱炭素・カーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に向けた連携を強化。滋賀県内での地産地消を促し、県内での環境価値・経済価値の循環を目指すと説明した。
提携の内容
バイウィルでは、脱炭素・カーボンニュートラルの推進に向けた環境価値に関するサービスとして、創出・売買サービスを提供している。
「創出サービス業務」は対象顧客が環境価値を創出し、売却可能な状態にするまでに必要な一切の手続きを代行・支援を行っている。
一方で「売買サービス業務」では環境価値の売買を支援し、取引の活性化を促している。
滋賀銀行はこの両サービスに関するニーズを有する同行の取引先をバイウィルに紹介する役割を担う。バイウィルは滋賀銀行と連携することで、カーボンクレジット取引の活性化を促し、滋賀県における環境価値と経済価値の循環を目指す。
バイウィル代表の 下村雄一郎氏は今回締結された滋賀銀行とのビジネスマッチング契約について、
「滋賀県の金融機関を代表する滋賀銀行様に弊社をお選び頂きましたこと、大変嬉しく思っております。滋賀県では脱炭素、カーボンニュートラルへの取り組みが必至と認識しております。滋賀銀行様はその中でも先導的役割を果たさんとされています。弊社は滋賀銀行様と共に、滋賀県のカーボンニュートラル実現に向けて、貢献してまいります。」
とコメントした。
サービス詳細:https://www.bywill.co.jp/services/gx
バイウィルと滋賀銀行のビジネスマッチング契約締結により、今後滋賀県内でのカーボンニュートラルへの取り組みはより加速していくことだろう。
自社のカーボンニュートラルの取り組みを強化したい、サステナブルな企業ブランディングを強化していきたいと考えている企業、バイウィルに興味があるという方は企業HPをチェックしてみて欲しい。
バイウィル:https://www.bywill.co.jp/