RPAホールディングス株式会社の子会社である、オープンアソシエイツ株式会社は、シンガポールのAsiaVerifyと業務提携することを告知。
オープンアソシエイツが提供するコンプライアンスチェック一括自動検索サービス「RoboRoboコンプライアンスチェック」で、東南アジア企業との取引時や事業展開時のリスクチェックを実現し、リスクチェックをすることが可能となったことを発表した。
「オープンアソシエイツ × AsiaVerify」業務提携を実施
オープンアソシエイツが提供する「RoboRoboコンプライアンスチェック」とは
オープンアソシエイツが提供する「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、その名称通り取引時に起こりうる取引相手のコンプライアンス違反がないかチェックすることが出来るツールだ。
AIを活用することで、取引先や個人が法令・企業倫理・社会規範等に違反していないか確認する反社チェックを、3ステップで完了させることが出来るクラウドサービスとなっている。
しかし、これまで課題となっていたのは海外の企業との取引時のコンプライアンス調査だ。
海外企業との取引や海外への事業展開を進める際、コンプライアンスに関わる情報が国内企業よりも不透明で、取引にリスクが生じる可能性があった。
スムーズな連携が求められる中、海外企業の情報をリアルタイムに取得・更新し与信に問題がないかを見極めていくことが非常に重要。
特にネガティブな情報に関しては取引や事業展開に大きく関わる要素であるため、こういった情報を事前に収集することでより円滑に取引することが可能となる。
オープンアソシエイツが提供する「RoboRoboコンプライアンスチェック」の利用者からも、
「海外企業との取引時にリスクチェックを行いたい」
という意見が寄せられていたそう。そこで、海外企業との取引時のリスクチェックが出来ない現状を課題の1つとして認識していたと説明している。
AsiaVerifyと連携したことで海外企業のコンプライアンスチェックが可能に
今回提携するAsiaVerify社は、1億を超えるネガティブ情報を保有しており、大手企業や金融サービスを含む世界17カ国へ提供した実績があり、データの信頼性や安定供給が可能となるツールだ。
今回の連携では、海外企業のコンプライアンスに関わる情報のリアルタイム更新・追加をRoboRoboで実現し、取引及び事業展開時のリスクを減らし、今まで以上にスムーズな取引を実現。
また、マネーロンダリング・テロ資金供与対策のために実質的支配者(UBO)の情報確認が求められており、経営における複雑な構造を分かりやすく表現するため、独自に見やすいUBO表記を実現している。これらは現在英語または現地の言語での表示が可能で、今後日本語表示の開発を予定。
本サービスは、RoboRoboコンプライアンスチェック利用顧客への提供となり、RoboRobo利用画面内にて1クリックで東南アジアの情報も取得出来るそう。
現在はトライアル期間となるため、事前調査の申し込みをしてオープンアソシエイツが調査し、代行でデータを取得した上でデータ納品時に別途料金を支払うシステムとなっているようだ。
なお、AsiaVerifyの日本国内への提供実績はRoboRoboが初となる。
今回AsiaVerifyとの業務提携により、中国や台湾といった東南アジアの企業のコンプライアンスチェックが可能となったRoboRoboコンプライアンスチェック。
昨今の企業同士の取引は、取引先企業にネガティブな情報がないかが大切。興味がある方は、下記サービスサイトを確認して欲しい。
RoboRoboコンプライアンスチェック:https://roborobo.co.jp/lp/risk-check/
オープンアソシエイツ株式会社:http://www.open-associates.com/
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