サントリーホールディングスは、人材の適材配置や自律的なキャリア支援に取り組む手段としてタレントマネジメントシステムを導入しました。システムの導入を支援したWorks Human Intelligenceが2024年1月31日、発表しました。
サントリーホールディングスは現在、一人ひとりの成長とキャリアビジョンを重視した「全社員型タレントマネジメント」を実践。中長期的な育成計画に基づき、個人や事業、組織の成長を加速させる適材配置を目指しています。
しかし、「全社員型タレントマネジメント」の推進には人材データの活用が不可欠。同社はこれまで、表計算ソフトなどを使って人材データを管理していましたが、必要なデータが複雑になるなどしてリスト更新作業が煩雑化していました。そのため、人材データを分析・活用するのに時間を要する状況が続いていました。さらに、人事異動や昇格時の人事部門と各部門のメールによるやり取りも手間がかかっていました。
そこで同社は、従業員の評価やキャリアビジョン、スキルといった人材データと、人事給与領域の人事データを統合管理することを模索。これら情報を横断検索できるシステムとして、Works Human Intelligenceの「COMPANY Talent Management」の導入を決めました。従業員の特性を活かした後継者育成計画や、人材の配置検討に活用します。
「COMPANY Talent Management」導入により同社は、人事部門とそれ以外の各部門の双方がそれぞれの権限に応じて人材データを入力・参照できるようになりました。双方で後継者育成状況を把握し、戦略的に人材発掘と人材育成を進められるようにしました。
さらに同社では、従業員情報を記した「成長ノート」を使ってキャリア形成に取り組んできましたが、今後は研修管理などの情報も含めて「COMPANY Talent Management」に一元化します。従業員が自身の情報を参照しやすくし、自律的なキャリア形成も支援できるようにします。
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株式会社Works Human Intelligence
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