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挑戦がチャンスをもたらし、成長を促す。


日々の暮らしで成長を実感できない、成長するためには何が必要なのか分からない。こう考える人は少なくないでしょう。努力が大切なのは分かるものの、継続が何より難しいと思っている人も多いはず。では、惜しまず努力して成長を実感するにはどうすべきか。ここでは、努力を続けられるようにする秘訣の「挑戦する姿勢」について考えます。【週刊SUZUKI #66】

昨日より今日、今日より明日…。前の日の自分を一歩でも二歩でも上回るためには、日々のたゆまぬ努力が欠かせません。昼休み中に10分だけ勉強するでも構いません。寝る前に英単語を1つ覚えるだけでも構いません。わずかな時間をだらだら過ごすのではなく、自身のスキルアップにつなげられるか。この1分1秒の努力が、前日の自分を上回らせてくれるのです。

では、こうした努力を惜しまないマインドになるためには何が必要か。それは、挑戦する姿勢です。新たな目標に挑み、立ち向かおうとする気持ちが、努力を努力と思わなくします。「仕方なく勉強する」という後ろ向きの気持ちを、「勉強して新たな自分に生まれ変わるんだ!」という前向きな気持ちに変えてくれます。

そもそも挑戦しない人は、成長するかどうか以前に何も得られません。何も成し得ません。リスクや失敗ばかり恐れて現状維持で十分という考えになりがちで、これでは成長どころか衰退さえしかねません。

特に最近、こうした考えを持つ社会人で溢れています。「挑戦しないのが無難」とさえ思い込むようになり、積極性や協調性も失われつつあります。加えて、挑戦しない文化や風土の根付いた企業・組織が増えていることも、個人の挑戦する意欲を削いでしまっているのです。

自分がこれまで携わったことのない業務に就いたり、未経験領域のプロジェクトに参加したりし、挑戦する環境に身を置くべきです。この環境が自身を成長させてくれます。新たな経験がさまざまなチャンスをもたらし、成長するきっかけとなるのです。誤解を恐れずに言えば、過去の自分と決別できれば挑戦するチャンスはいくらでも舞い込んでくるのです。

失敗することに喜びを感じてください。リスクがあることをむしろ歓迎してください。高いハードルに直面したとき、自然と笑みがこぼれるようになってください。こうしたポジティブな考え方を持つことで、「挑戦しない」という選択肢は頭の中から消え失せます。過去に経験したことのないプロジェクトでも、「やらせてください!」と迷いなく手を挙げられるようになります。

忙しいときや苦しいときこそ、チャレンジ精神を全面に発揮してください。1分1秒の努力に目を向けてください。こうして困難を乗り越えたとき、努力は楽しくなります。その結果、あなたは「昨日より今日、今日より明日」という成長への歩みを進められるようになるのです。

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。 デジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。SBIホールディングス社外役員、日本オムニチャネル協会 会長、学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授を兼任

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