パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、勤務実績に応じて計算された金額の一部をデジタルマネーへチャージできる新しい福利厚生サービスを導入しました。GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と提携し、PPIHグループ内の13社で働く従業員がこのサービスを利用できるようになりました。これにより、従業員は勤務実績に応じて計算された金額の一部を、自分の必要なタイミングでPPIHのオリジナル電子マネー「majica(マジカ)」にチャージできるようになり、そのチャージ金額は後日給与から天引きされます。
この新しい福利厚生サービスの背景には、就業者の働き方や企業の雇用の在り方が多様化し、給与受取のタイミングに関して高い柔軟性が求められる現状があります。少子高齢化による労働力人口の減少に伴い、就業者ニーズに対応することは、企業の人材確保の重要な施策となっています。PPIHは、市場の変化に迅速に対応する「変化対応力」を成長の源泉としており、従業員の福利厚生を充実させるため、この新サービスを導入しました。
GMO-PGは、2021年から柔軟なタイミングでの給与相当額の利用を可能とするサービスを提供しており、今回のPPIHへの導入はその一環です。PPIHの従業員は、「銀行口座への振込」に加え、新たに「majicaへのチャージ」という選択肢が増え、自分の必要とするタイミングで給与相当額を受け取ることが可能になりました。PPIHは、この新たな福利厚生メニューを通じて、従業員に対して通常よりもお得なポイントを付与することで、majicaの利用促進と従業員満足度の向上を図っています。
このサービスにより、PPIHは従業員が自由なタイミングでデジタルマネーを利用できる環境を整え、働きやすさの向上と企業としての魅力をさらに高めることを目指しています。
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