無人店舗がますます注目を集める中、北海道の小樽市に続き、2025年2月に横浜市青葉区に新たにオープンする「ストレージ・ゼロ」が新しい社会的なトレンドを開拓しようとしています。顔認証システムで快適な入退店を可能にし、万引き被害ゼロを実現した新たなショッピング体験を提供します。
この店舗は、全国初の顔認証による入退店システムを採用しており、従来の無人店舗の課題であったセキュリティ面を大幅に改善しています。ストレージ・ゼロでは、入店および退店の際に必ず顔認証を行い、万引きや不正行為を防ぐために設計されました。AIによる自動認証システムが搭載されており、顧客が顔をカメラにかざすだけで認証が完了します。つまり、スタッフの呼び出しが必要なく、顧客はそのままスムーズに買い物を楽しめるのです。
今回オープン予定の横浜店舗でも顔認証システムの利便性が重視されています。特に、人手不足が課題となっている地域において、この無人店舗は非常に有効なビジネスモデルと言えるでしょう。ストレージ・ゼロの店舗運営では、未登録のユーザーが入店する際、遠隔管理しているスタッフが必要だった旧システムから、自動顔認証システムの導入によって、遥かに便利な環境を提供できるようになります。無人店舗の運営において、万引き被害は非常に深刻な問題です。しかし、ストレージ・ゼロでは、開店以来1年以上の営業において、万引き被害がゼロという実績を積んでいます。これは、顔認証システムの高い精度と店舗内のセキュリティが功を奏しているからにほかなりません。ストレージ・ゼロは、この横浜店を皮切りにフランチャイズ展開を見据えています。成功例を作ることで、より多くの地域にこの新たな無人店舗の魅力を伝えたいと考えています。また、顧客の行動データを分析し、より良いサービスの提供にも取り組んでいく予定です。
今後の展開に大いに期待が寄せられ、無人店舗の未来を担う存在となることが期待されます。この新たなショッピング体験が、日本の小売業にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。詳しくは「株式会社ストレージ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部齋藤