2024年問題による建築業界の人手不足や物流コスト上昇への対応策として、AQ Groupが新たに木造建築技術研究所に「施工効率化センター」を設立。業務生産性向上を目指す研究成果に迫ります。
2024年問題は、物流業界と建設業界が直面する重大な課題です。具体的には、トラックドライバーの労働時間制限により物流コストが高騰し、人手不足が深刻化しています。
このような背景から、AQ Groupは埼玉県上尾市に「施工効率化センター」を設立しました。このセンターでは、資材の梱包レスや輸送方法の多様化、積載率の向上などを研究し、建築現場の業務生産性向上を目指します。特に、環境への配慮を重視しながら新しい輸送方法を探求し、効率的かつ持続可能な物流体制の構築に貢献することを目指します。AQ Groupの取り組みは、木造建築の普及と業界の活性化に寄与することが期待されています。
レポート/DXマガジン編集部香田