ロジザード株式会社が提供するクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」と、国際エクスプレスのリーディングカンパニーであるDHLジャパン株式会社が展開する越境ECビジネス向け出荷書類作成ツール「DHL Express Commerce」が、2024年10月17日より標準連携を開始しました。この連携により、多くのメーカーや通販事業者が求める業務の効率化が実現され、特に海外への発送作業が大幅に改善されると期待されています。
近年、越境ECの需要が急増している状況の中で、商品を海外へ発送する際の煩雑な手続きや情報入力の負担は、特に通販事業者にとって重要な課題となっていました。DHLが提供する「DHL Express Commerce」は、Eコマースプラットフォームや倉庫管理システムと連携し、注文データをリアルタイムで同期することができる非常に利便性の高いツールです。このツールを使用することで、事業者は商品発送に必要な情報を手動で入力する手間を大幅に削減でき、ミスを避けることができます。その結果、出荷作業のスピードと正確性が飛躍的に向上することが見込まれています。
「ロジザードZERO」との連携により、送り状発行のプロセスが簡素化され、事業者はより迅速かつ正確に商品を送付することが可能となります。具体的には、「ロジザードZERO」が生成する送り状CSVを「DHL Express Commerce」で取り込み、海外送り状を瞬時に発行できるため、存続するビジネスの持続可能性を大きく向上させます。この機能は、複数のECサイトからの注文を一括処理する能力も持ち合わせており、効率的な業務運営が実現されます。
ロジザードZEROは、20年以上のサービス運用実績を誇る、特にBtoBおよびBtoCの物流管理に特化したクラウド型システムです。顧客ニーズに基づき、個別の導入支援を行うことが評価され、現在1,700を超える物流現場で稼働中という圧倒的な実績を持っています。これにより、ロジザード社は業界内での圧倒的なシェアを誇っており、常に最新のテクノロジーを取り入れながら、顧客に寄り添ったサービスを提供しています。
DHLジャパン株式会社も、この連携を通じて国内外のメーカーや通販事業者が持つ課題解決に貢献し、持続可能な成長を支援することが期待されています。DHLの「DHL Express Commerce」を利用することで、事業者は国際的な物流における煩雑さを軽減し、より効率的で効果的な出荷システムを構築することが可能です。
このように、ロジザードZEROとDHL Express Commerceの標準連携により、越境ECの新たなスタンダードが誕生しました。この革新により、企業は国際市場での競争力を強化し、持続可能なビジネスモデルを確立することができるでしょう。今後も両社の協力関係が進むことで、より多くのビジネスオーナーたちが新たなビジネスチャンスを得られることが期待されます。
【関連リンク】
ロジザード株式会社
https://www.logizard.co.jp/
執筆:DXマガジン編集部