福岡工業大学は、DX人材の育成を支援するサービス「MENTER」を試験導入します。デジタルに精通する人材の育成と輩出を目指します。「MENTER」を提供するWHITEが2024年1月9日、発表しました。
福岡工業大学は、DX人材育成サービス「MENTER」を学生に提供できるようにします。試験的に導入し、学生が就職前に社会人として必要なデジタルスキルを習得できるかの有意性を検証します。
「MENTER」は、PCやスマートフォンを使ってデジタルスキルを学べる学習支援サービス。マンガを多用するのが特徴で、楽しみながら学べる点を強みにします。各コンテンツは5分以内と短く、クイズ形式で学びを反復できるのも特徴です。さらに、ITスキルを診断するテストを用意し、学習後のスキルチェックを通じて自身の成長やスキル習得状況を体感できるのも売りの1つです。
具体的には、PCのショートカットキーの使い方から、ChatGPTなどの生成AIの活用に至るまで、幅広いスキルを学べます。加えて、新社会人にとって必要なビジネスマナー講座なども用意。デジタルスキル以外のマナーや常識を学ぶことも可能です。福岡工業大学ではサービスを学生に提供することで、就職後の業務を円滑にスタートしたり、業務の生産性向上や就業力向上を見込んだりします。
「MENTER」の受講対象は同大学の1年生から4年生まで。同大学は学内で受講者を募集し、先着で50人の学生にサービスを提供します。サービスの提供期間は、2023年1月9日から4月8日までです。
福岡工業大学は今回の試験導入を通じ、学生が将来的に社会に貢献できる人材として成長することを期待します。試験導入が成功すれば、今後は他の教育機関への展開も視野に入れます。
関連リンク
WHITE株式会社
MENTER
あわせて読みたい編集部オススメ記事