「成績だけでは、私たちの努力は伝わらない!」ハーモニープラス社が実施した調査で、大学生たちが求める新たな学修成果の可視化について、驚きの声が明らかになった。果たして、どのようなニーズが浮かび上がったのか?
学生の意識が変わってきた
デジタル化が進行する現代において、学生たちは学修成果の評価方法に対して高い期待を寄せています。文部科学省がk掲げる「教学マネジメント指針」でも、教育成果の把握と可視化が重視されています。その中で、伝統的な成績評価の枠を超え、学生の努力や成長を評価するニーズが明らかになりました。

調査対象は全国の大学生955名から集められたデータには、驚くべき実態が描かれています。特に目を引くのは、実に75.7%の学生が「成績以外の成果を証明する仕組みがあったら活用したい」と答えている点です。

学生たちが求める可視化の背景には、自己成長に対する意識の変化があります。単なる成績だけではなく、レポート、ディスカッション、課外活動など、多面的な努力を評価してほしいと考えています。これは、今後のキャリアに直結する重要な要素でもあります。
特に、「継続的な努力」を評価できる仕組みが求められています。調査結果では、30.4%の学生が「十分に評価されていない」と感じていることが示されています。彼らは日々の積み重ねや貢献が認識されることを望んでいます。
今後、教育のDX化が進む中で、ポートフォリオシステムやAIを活用した個別最適化支援が求められています。学生は、自己理解やキャリア形成に役立つような成果の可視化を望んでおり、これが新たな学修支援の可能性を広げます。成績以外の努力をしっかりと評価し、社会に正しく伝える仕組みづくりが急務です。教育現場において、学生の声に応える体制の整備が進むことが期待されます。
詳しくは「ハーモニープラス株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部