
デジタル庁は、マイナンバーカードの利用促進を目的として、2026年3月27日に公開される映画「鬼の花嫁」とタイアップしたポスターを作成しました。このポスターは2026年2月24日から全国の都道府県庁等へ配付されるほか、3月9日からは主要都市のバス停留所サイネージでも掲出が開始されます。主演を永瀬廉さんと吉川愛さんが務める本作は、シリーズ累計発行部数650万部を突破する大人気和風恋愛ファンタジーを原作としています。マイナンバーカードの発行枚数が2025年12月に1億枚を超えたことを受け、より身近な活用方法を周知する機会として本企画が推進されます。今回のタイアップにより、映画の魅力とともにカードの利便性が広く発信されることが期待されています。デジタル庁は、エンターテインメントの力を借りることで、幅広い世代に対して行政サービスのデジタル化を印象づける狙いを持っています。
映画の世界観とマイナンバーカードが持つ役割の親和性
映画「鬼の花嫁」は、特別な絆や唯一無二の存在をテーマとして描かれる物語であり、多くのファンから支持を集めています。デジタル庁は、あやかしと花嫁の唯一無二の結びつきという設定が、一人に1つ付与されるマイナンバーカードの役割と重なると判断しました。自分自身を証明する確かな手段としてのカードの性質を強調するため、「特別な絆、確かな証明。それがマイナンバーカード」というキャッチコピーが誕生しました。このコンセプトに基づき、作品の世界観を活かしたビジュアル展開が全国で行われます。デジタル庁は、物語の鍵となる絆のイメージを通じて、カードが暮らしの中で自身を確認する重要な役割を担っていることを伝えます。こうした親和性を軸にしたタイアップにより、行政サービスに対する親しみやすさを醸成する狙いがあります。
主要都市でのサイネージ掲出と具体的な実施スケジュール
今回のタイアップポスターは、2026年2月24日に全国の都道府県庁などへ向けて一斉に配付が行われました。さらに視認性を高める施策として、2026年3月9日から3月22日までの期間、主要都市のバス停留所サイネージにて掲示が実施されます。対象となるエリアは、東京、横浜、川崎、名古屋、大阪、神戸における一部のバス停留所と定められています。ポスター内には二次元コードが配置されており、読み取り先ではカードで実際に何ができるのかを確認できる仕組みとなっています。デジタル庁は、通勤や通学で利用される公共交通機関の接点を活用し、生活動線の中で自然に情報を届けます。短期間の集中した掲出により、映画公開に向けた機運醸成とカードの機能理解を同時に図る計画です。
オンラインでの引越手続や民間サービスにおける本人確認の利便性
マイナンバーカードは、これからの時代の本人確認ツールとして、対面とオンラインの両面で安全かつ確実に本人を証明できます。具体的な活用シーンとして、マイナポータルを利用したオンラインでの引越手続が挙げられます。転出届については、窓口が開いていない時間帯であっても市区町村の窓口へ行かずに提出することが可能です。転入時の手続においても、マイナポータルから来庁予約や必要事項の連絡ができるため、当日の手続が非常にスムーズになります。また、民間サービスでの利用も拡大しており、銀行や証券口座の開設、携帯電話の申込がオンラインで完結します。オークションやマッチングアプリ、古物取引といった安心が求められる場面でも、確実な本人確認手段として活用されています。デジタル社会における基盤として、カードの利便性は多岐にわたる分野で証明されています。
詳しくは「デジタル庁」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 權
