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預金者の価値観が変化 手数料より「金利」を重視する層が過半に


NTTコム オンラインとNTTデータ経営研究所の共同調査で、直近1年に21.5%が100万円超を他行へ預け替えたことが判明しました。手数料や利便性を上回り「預金金利」を最重視する層が顕著に増え、金融機関の競争軸が変化しています。

預金者心理の変化と銀行への示唆

共同調査は18歳以上1,061人を対象に、直近1年間(2024年8月~2025年7月)の預貯金の預け替え動向を尋ねました。その結果、全体の21.5%(229人)が100万円以上を預け替えたと回答し、「答えたくない/不明」201人を除外すると比率は26.6%に上昇します。預け替え実施者367人のうち42.5%が「他行の方が預金金利が高いから」と回答しており、高金利商品の登場が行動の主要因になっている点が浮き彫りになりました。

また、預け替え検討時の重視項目では「預金金利の高さ」が50.7%でトップに立ち、「ATM手数料や振込手数料の安さ」が50.6%とほぼ並びました。昨年度の32.9%から大幅に上昇しており、価値軸が「手数料・近さ」から「金利」へとシフトしています。インターネット専業銀行の保有者は預け替え実施率が非保有者より約9~10ポイント高く、デジタルチャネルを通じた金利訴求が市場動向に与える影響も明確になりました。調査担当者は金利感応度の復活を指摘する一方、単なる金利競争だけでは顧客維持が難しく、デジタル利便性やコンサルティングによる価値提供が一層重要になると述べています。

詳しくは「NTTコム オンライン」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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