マクセル アクアパーク品川は、今秋に2つのパフォーマンス会場をバリューアップし、2025年9月6日(土)より新プログラムを開始すると発表しました。2015年のフルリニューアル以降、同館はデジタルテクノロジーを活用した水槽展示や言語の障壁なく楽しめる参加型・没入型のドルフィンパフォーマンス、異業種とのコラボなど、TOKYO最先端エンターテインメントを体現する取り組みを展開しており、昨年は約152万人を動員しました。今回のリニューアルは、リニューアルから10年目を迎える節目に、最大の強みである2つのパフォーマンス会場を“生きものと人をつなぐ時間”をコンセプトに再構築するものです。
まず、ドルフィパフォーマンスを開催する2,000名規模の円形会場「ザ スタジアム」にはLEDビジョンを導入します。プール周りの11本の柱を彩るフレキシブルタイプに加え、ゾーン最奥には約335インチの大型LEDビジョンを設置し、ゾーンまるごとライブ会場化する設計です。プログラムのテーマに合わせて季節ごと、さらに昼夜で演出を変え、唯一無二のパフォーマンスを提供することを目指しています。これにより、これまでゲスト参加型を軸にしていたデイver.は、見るだけでなく能動的に参加したくなる演出を強化し、ゲスト、イルカ、トレーナーが一体となって作り上げる「熱狂型」へと進化します。一方のナイトver.は既存のプロジェクションマッピングと併せて、四季折々の世界観をより鮮明に描く「超・没入型」プログラムへと進化します。

また、当館唯一の屋外エリアである「フレンドリースクエア」もフルリニューアルします。生きものたちの息遣いを感じられる距離感は維持しつつ、登場する生きものの種数を増やし、時間帯で内容が変わるパフォーマンスには新たにサステナビリティに関する教育要素を追加します。これにより、学びとエンターテインメントの両面から海の環境や生きものについて考えるきっかけを提供します。屋外エリアの特徴を活かし、プログラム時間外はラウンジスペースとして利用可能な設計とし、日よけテントやテーブル、椅子を設置して館内で購入したドリンクや軽食をお楽しみいただけます。プログラムではアルダブラゾウガメやカメレオンなど新たな登場種を加え、多様な視点で海や生きものの魅力を伝える内容に拡充します。

同館は今回の取り組みを施設の魅力向上にとどめず、品川エリアの発展を見据えたものと位置づけています。2034年には品川で年間約1,000億円規模の経済圏に成長することが期待されるなか、地域とともに進化を続け、人流の活発化を捉えてより多くのゲストに海や生きものの素晴らしさを伝えることが都市型水族館の役割であると考えています。今秋にバリューアップした2つの舞台で、より印象的で忘れられない体験を提供してまいります。コンテンツの詳細は8月下旬に発表予定です。
詳しくは「マクセル アクアパーク品川」の公式まで。
レポート/DXマガジン編集部小松