アトラシアンがGoogle Cloudと複数年の提携を発表しました。GeminiやVertex AIとRovoの深い連携で、JiraやConfluenceの使い方が一変します。あなたのチーム業務は本当に変わるのか。答えは「速さ」と「自動化」にあります。
何が一気に変わるのか
アトラシアンは2025年8月7日にGoogle Cloudとの複数年パートナーシップを公表しました。これにより、Jira、Confluence、LoomなどがGoogle Cloud上で動作するようになります。GKEやCloud Spannerといったインフラで、可用性と拡張性が向上します。Rovoは既に230万の月間アクティブユーザーを持ち、手作業の削減効果が報告されています。今回の連携でRovoはGeminiやVertex AIの推論力を活用できます。
これにより、音声・画像・テキストを含むマルチモーダル対応や複雑な推論が可能になります。さらに、Google Workspaceとの連携でGmailやDocsの情報がJiraやConfluenceのアクションにつながります。Google Cloud Marketplaceでのサブスクリプション購入も可能になり、導入のハードルが下がります。結果として、情報の発見からアクションまでの時間が短縮され、プロジェクトのデリバリー速度が上がる期待が高まります。
技術基盤とAIが直結することで、日常業務の自動化と高速化が現実になります。導入は段階的に進め、効果を見ながら拡大するのが鍵です。
詳しくは「アトラシアン株式会社」の公式まで。
レポート／DXマガジン編集部 權
