顔写真を1枚アップロードするだけで、数秒でパーソナルカラーが分かる――株式会社デジタルガレージの「irofit」が、開発不要で導入できるWebサービスを開始しました。ECや店舗の販促に直結する仕組みとして注目を集めています。
irofitの特徴と導入メリット

株式会社デジタルガレージ(DG)が提供する「irofit」は、顔写真1枚でAIがパーソナルカラーを判定するサービスです。診断は数秒で完了し、最も似合う「1stタイプ」と次点の「2ndタイプ」を提示します。従来の主観に頼る診断と異なり、プロのアナリストの感性をAIでモデル化した診断ロジックを採用しており、精度と即時性を両立しています。これまでAPI提供を主としてきましたが、今回開発不要で導入できるWebサービスを追加し、導入企業は短期間・低コストで診断サイトを運用可能になりました。
導入実績として化粧品メーカーやアパレルのEC、店舗、ポップアップなどで活用され、新規ユーザー獲得や来訪増加の効果が報告されています。診断後におすすめ商品やスタッフのコーデを提示することで購買を後押しする事例もあります。プライバシー面ではアップロード画像は診断完了後に即時削除され、サーバーに保存されない仕組みです。DGは顔立ち判定サービス「balancefit」も提供し、さらにグループのDGビジネステクノロジーが手掛けるレコメンド「NaviPlusレコメンド」との連携も予定しています。
開発不要のWeb提供で、ECや店舗に手軽に導入できる点が最大の強みです。パーソナルカラーをトリガーにした販促でCVR向上が期待されます。
詳しくは「株式会社デジタルガレージ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權