アドバイザーナビ株式会社が2025年7月に実施したゴールドカードの利用実態に関するユーザーアンケートの結果を公表します。これにより、ゴールドカードの人気や利用理由、選び方の基準について具体的なデータを示します。アンケート結果によると、ゴールドカードを選ぶ理由として最も多かったのが「ポイント（マイル）還元率が良いから」で、55.7%の支持を集めました。次いで「特典が魅力的だったから」が40.0%、最後に「1枚はゴールドカードを作りたかったから」で28.1%の支持が得られました。
ゴールドカードを選ぶ際の最重要ポイントはやはり「ポイント（マイル）還元率」であり、57.1%の回答者がこの選定基準を設けていました。その後、「入会金・年会費」が39.5%、そして「キャンペーン・特典」が続きました。
調査において、82.9%の回答者が「1枚」のゴールドカードを保有していると回答。次いで「2枚」や「3枚」を持つ人も一定数存在することが分かりましたが、全体としては1枚に集中していることが示された結果です。回答者の中で、クレジットカードを合計「2枚」持っている人が36.2%で最も多く、他には「5枚以上や「3枚」と続く結果となりました。多くの人が複数のカードを持っていることが判明しました。
興味深い点として、ゴールドカードの審査に通らなかった経験がある人はわずか4.8%でした。ほとんどの人がスムーズに審査を通過していることが分かります。ゴールドカードの年会費に関するデータでは、「無料（初年度のため）」が34.1%で最も多く、次に「10,000円台」が29.4%と続きました。これにより、多くの利用者が初年度の特典を活用していることが明らかになります。
毎月のゴールドカード利用額は、「5万円以下」が35.2%で最も多く、続いて「6～10万円」が29.5%となっています。限度額に関しては、37.1%の回答者が「100万円以下」という結果が得られました。ゴールドカードの限度額を増額したことがある人はわずか5.7%で、94.3%は増額経験がないという結果になりました。
人気のゴールドカードとしては、「楽天ゴールドカード」が24.8%の支持を得て1位となり、続いて「三井住友カード ゴールド（NL）」が20.5%、そして「dカードGOLD」が16.2%と続きます。ポイント面での重視度では「楽天ゴールドカード」が29.0%でトップとなり、サービスの充実度では「三井住友カード ゴールド（NL）」が21.9%で最も支持されました。また、コストパフォーマンスを重視するなら「楽天ゴールドカード」が31.4%の支持を得ています。
2025年7月のゴールドカードに関するユーザーアンケート結果から、強いポイント還元率の魅力と、年会費の安さが選定の重要ポイントであることが確認されました。今後もゴールドカード市場の動向に注目し続け、新たな発見を追求していきたいと思います。
詳しくは「アドバイザーナビ株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
