「生成AIを導入したいけど、何から始めればいいかわからない…」「自社の課題をどう解決できるのかイメージが湧かない…」。多くの企業が生成AIの活用に高いハードルを感じています。しかし、その悩みを根底から解決する新サービスが登場。東芝テックが提供する伴走型のAI活用支援サービスが、企業のDXを現実のものにします。
ワークショップ形式でAI活用を“自分ごと化”
東芝テックは、生成AIの活用に悩む企業向けに、伴走型の支援サービスを2025年度中に提供開始します。このサービスの最大の特長は、参加者が自社の業務課題を持ち寄り、生成AIを活用した具体的な解決策を共に考える「ワークショップ形式」を採用している点です。
この実践的なアプローチにより、参加者は生成AIの基礎知識を学ぶだけでなく、自社の業務にどう活かせるかを具体的にイメージできるようになります。これにより、生成AIの導入における心理的なハードルが大幅に軽減されます。
実際に、サービス提供に先駆けて開催された東急ストア向けのワークショップでは、参加者の92%が「生成AI活用に対する心理的障壁が軽減された」と回答。さらに、ワークショップ前後で生成AIチャットの利用回数が12%増加するなど、その効果は実証済みです。
このサービスは、単なる知識提供に留まりません。業務課題の抽出から、ソリューションの具体化、そして実証実験(PoC)の実施、さらには長期的な運用体制の構築までを、東芝テックが一貫して支援します。
この「伴走型」のサポートにより、企業は以下のようなメリットを享受できます。
- 課題解決のスピードアップ: 専門家とともに最適なソリューションを探せるため、導入までの時間を短縮。
- 確実な成果の創出: 実証実験を通じて、効果を具体的に確認してから本格導入に進むことが可能に。
- 継続的な改善: AIを一時的なツールではなく、日常業務に根付いた継続的な改善手段として活用できるようになります。
東芝テックは、この新サービスを通じて、企業の業務効率化やサービス品質向上を強力にサポートし、「グローバルトップのソリューションパートナー」を目指していくとのことです。
詳しくは東芝テック株式会社まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道