2025年7月、北海道・東北地方の5G通信速度の実測調査が行われ、目を見張る結果が浮かび上がりました。どのキャリアが最も迅速にデータを届けているのか？あなたの生活に直結するこの情報を見逃すな！
北海道・東北地方の5G通信はどのように進化しているのか？
2025年7月31日、株式会社ICT総研は、北海道・東北地方における5G通信速度の実測結果を公表しました。この調査では、主要4社であるNTTドコモ、au（KDDI）、ソフトバンク、楽天モバイルの通信速度が測定され、全国的な5Gサービスの進展を示す重要なデータが得られました。
調査結果として、全113地点の下り通信速度は、ソフトバンクが225.1Mbpsでトップに立ちました。この数値は、4社全体の平均である150.7Mbpsを大きく上回ります。特に注目すべきは、宮城県や山形県など地域ごとの差が見られる部分です。これにより、各社の戦略や地域特性が明らかになります。
一方、駅ホームの5G受信地点比率においては、NTTドコモが55.1%でトップの座に。逆に駅以外ではソフトバンクが85.9%と高い数字を記録しています。この背景には、それぞれの事業者がどのようにインフラを整備しているかが影響しているでしょう。
また、全113地点のレイテンシも測定され、楽天モバイルが驚異の4.0ミリ秒という結果を記録しています。通信速度ではやや劣るものの、レイテンシにおいては他を圧倒する実力を見せつけました。こ
最速の下り通信速度地点は山形県の霞城セントラルで、430Mbpsという驚異の速度を叩き出しました。対照的に、最も遅い地点は秋田県の久保田城跡で、15.7Mbpsにとどまります。これらの地域差は、利用されているインフラや周辺環境が影響していると言えそうです。
次回の調査は、中国・四国地方で実施予定とのことで、さらなる情報が期待されます。ICT総研は引き続き、通信の「つながりやすさ」や「速度」を定期的に分析し、ユーザーにとって有益なデータを提供していく方針です。
詳しくは「株式会社ICT総研」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
