薬剤師もMRも、患者支援スタッフも──TakedaがSalesforceの最新「Life Sciences Cloud for Customer Engagement」を採用し、AIエージェントとリアルタイム分析で医療従事者・患者とのコミュニケーションをシームレスに強化。業務効率とパーソナライズ体験が飛躍的に向上します。
AI×Data Cloudで“ワンストップ”な顧客体験を実現
Takedaは、医療現場からのフィードバックを即時活用できる統合プラットフォームとして、SalesforceのLife Sciences Cloudを選定。AgentforceのAIエージェントがMRのスケジュール調整やよくある問い合わせ対応を自動化し、Data Cloud上の顧客データとEinstein AIのインサイトを組み合わせて、
- 医療従事者への個別化コミュニケーション
- 患者サポートプログラムの最適化
- フィールドチームの業務時間短縮
を同時に実現します。これにより、現場スタッフは価値ある対話や治療支援に専念でき、情報の断片化による手戻りを防止。Takedaは導入初期からベータユーザーとしてプラットフォームの機能強化にも参画し、製品開発ロードマップに業界ニーズを反映させる役割も担います。
今後は、患者リハビリ進捗の自動トラッキングや、治験参加者フォローアップのAI最適化など、新たなユースケースを展開予定。TakedaとSalesforceの協業は、製薬業界の「顧客体験DX」の新たなベンチマークとなるでしょう。
詳しくは「Salesforce, inc.」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道