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「努力が報われる入試」が理想?高校生の意識に変化、調査で見えた制度の課題


スタディプラス株式会社のStudyplusトレンド研究所は、全国の高校3年生を対象に「年内入試に関するアンケート」を実施しました。この調査の結果、232名の回答者のうち40.9%が年内入試に学力試験を導入することに賛成と回答し、その理由や背景について深掘りしていきます。

賛成の声の中で多く挙げられた意見は、以下の通りです。

公平性や透明性の向上(56.8%)
努力の評価の必要性(51.6%)
入学後の勉強についていけるかの不安(48.4%)
一般入試との差を縮める必要性(47.4%)

これらの意見から、受験生たちが入試の公平性を重視している様子が伺えます。また、学力試験の導入によって、入学後の学力格差を是正し、より多くの生徒が自信を持てる環境を期待しているようです。

一方、「反対」と答えた受験生もおり、その理由は以下の通りです。

学力以外を重視するのが年内入試の目的だから(56.8%)
受験生の負担が大きくなると思うから(51.6%)
学校の成績や活動実績の評価が薄れるから(48.4%)

反対派の意見からは、「学力試験が導入されることで、個々の特徴が評価されなくなるのではないか」という懸念が強く表れています。また、「就活早期化と同じ状況が生まれる可能性がある」との見解もあり、より多様な評価基準が必要だという声が多くあります。

年内入試に関する情報の入手元についても調査が行われました。最も多くの回答を集めたのは「担任や進路指導の先生」で、30.2%がこの情報提供者を挙げていました。また、「学校で配られた進路資料」や「進学説明会」も多くの票を得ており、学校を中心とした情報収集が主流であることが分かりました。自ら情報を探しに行く受験生も「大学の公式サイト」を利用するケースがあることも判明しました。

Studyplusトレンド研究所は、学生の意識やトレンドを把握するための重要なリポジトリとして位置づけられています。調査の中で受験生の声に耳を傾け、今後の受験制度が学生にとってより良い環境となることに寄与したいという目的があります。今年度の調査結果を受け、文部科学省の発表や他大学へと影響を及ぼす可能性があると考えられています。

詳しくは「スタディプラス株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

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