最近、生成AIが様々な分野での業務効率化やサービス品質向上に寄与することが注目されています。株式会社ナレッジセンスが提供する法人向け・自治体向けAIエージェント「ChatSense」もその一つです。今回、ナレッジセンスは自治体・官公庁の業務活用を促進するための実証実験パートナーを募集することを発表しました。この試みは、行政機関が生成AIをより安全に、かつ効果的に使用できるようサポートすることを目的としています。
自治体での生成AI導入は、特にセキュリティが求められる環境で行われなければなりません。ナレッジセンスは、自治体のニーズに特化した「ChatSense」を提供し、これに関連するRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術が高まる中、その活用の幅が広がっています。

多くの自治体では、生成AIの導入にあたって予算をどのように確保するかが大きな課題となります。ナレッジセンスは、実証実験パートナーに対し、無償で事前検証の機会を提供します。これにより、職員は生成AIを実際に使用し、その効果を実感できるチャンスを得ることができます。
今回の実証実験パートナーの募集は、日本の行政機関に属する団体(部署・チーム単位での応募可能)を対象に、先着順で実施されます。応募の締切は7月17日までとなっており、採択された組織には共同でプレスリリースを出稿する機会が与えられます。
「ChatSense」は、自治体向けに特化した生成AIの導入を促進するための有力な手段です。ナレッジセンスは、この実証実験を通じて、自治体の業務効率化と市民サービスの向上に寄与することを目指しています。興味のある自治体は、ぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。
詳しくは「株式会社ナレッジセンス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松