一般社団法人Kids Code Clubは、経済的事情を抱える全国の小中学生を対象に、PCの貸与とオンラインのデジタルスキル教育を無償で提供する「デジタル探求プログラム2025」の募集を開始しました。子どもたちが自由にデジタルスキルを学べる環境を整え、教育格差を解消することを目指しています。
近年、社会全体のデジタル化が進む中、学校による1人1台のパソコンの貸し出しやプログラミング教育が必修化されるなど、デジタルスキルを学べる機会が増えています。しかし、経済的事情や家庭環境の影響で、その恩恵を受けられない子どもたちが少なくありません。教育の機会の不均等は、将来的な職業選択や収入に大きな影響を与えることになります。Kids Code Clubでは、以下の内容を無償で提供します。
1. パソコンの無料貸与
–安全に設定されたノートパソコンを貸出し、様々なIT学習に利用できます。
2. オンラインでのプログラミング学習
–放課後に参加できるプログラミングクラブで、プログラミングやデジタル制作を自由に学べます。
3. デジタルリテラシー講座
–セキュリティやプライバシーの理解を深め、安心してデジタルツールを活用できるように支援します。
4. 個別サポート
–自習コースでは、個々の質問に答えたり、課題の添削を行ったりするサポートを行います。
5. パソコン利用の手厚いサポート
–初めてパソコンを利用する家庭でも安心して使えるためのオリエンテーションやトラブル時のサポートも完備しています。
Kids Code Club「デジタル探求プログラム2025」は、経済的理由で学びの機会が制限されている子どもたちに、デジタルスキルを無償で提供することで、未来の可能性を広げる画期的な試みです。プログラム詳細や応募については「Kids Code Club」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松