近年、SNSはα世代の日常生活の一部となっており、特に小学5年生以上の子供たちにとっては、情報収集やコミュニケーションの主な手段です。調査によると、α世代が最も利用しているSNSはYouTube、次いでLINE、TikTokとなっており、それぞれ異なる目的で活用されています。
YouTubeはエンタメや学習目的で利用されており、様々なチャンネルから気になる情報を得たり、お気に入りのコンテンツを視聴することで、自分の興味を広げている傾向があります。LINEは、友人との連絡やグループチャットに使われていて、特に小学5年生以降に急増する利用率が見られます。さらに、TikTokは流行のトレンドをチェックしたり、自分自身も動画を投稿する場として人気を博しています。
α世代は商品の検索においてもデジタルの恩恵を受けています。調査結果によれば、彼らは「ネット検索」を最もよく利用しており、次いで「店舗に行って実物を確認する」方法が挙げられています。また、「友達に情報を聞く」や「家族に情報を聞く」といった方法も高頻度で選ばれています。
このように、ネットを通じた情報収集が主流である一方、実物を確認したり、周囲の意見を参考にすることも重視されています。この流れは、α世代が自らの選択を行う際に、他者の意を大切にする傾向を示しています。
α世代は日常生活においてもお気に入りの飲食店を持っており、その傾向がここに表れています。調査によると、最も多く利用されている飲食店は「マクドナルド」で、次いで「ミスタードーナツ」「サイゼリヤ」「スシロー」「ガスト」と続いています。特にマクドナルドは、気軽に利用できるため、α世代の間で高い人気を誇っています。また、これらの飲食店は、α世代にとって友人と集まるスポットとしても機能しており、友人と一緒に過ごす楽しみが価値観に影響を与えていると考えられます。
α世代が良いイメージを持つ企業として、「マクドナルド」が最も高い評価を得ています。この理由には、日常的に利用することで当然視される実績があることが関連しています。加えて、ゲームなどのデジタルコンテンツに親しむ機会が多いα世代にとって、ゲーム会社の「任天堂」も好印象を持たれていることが確認されています。
これらの企業は、α世代がよく触れる機会が多いため、親近感や信頼感が植え付けられやすいことが背景にあると考えられます。
詳しくは「株式会社On’yomi」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
