渋谷区神南一丁目エリアに位置する新築ビル「SHIBUYA WayP」が、2025年4月に開業予定です。このプロジェクトは、アパレルショップや飲食店が立ち並ぶ賑やかな環境において、多様な働き方に応えるフレキシブルオフィスと店舗を融合させた地上10階建ての施設です。この計画は、渋谷区内で初めて「Park-PFI制度」を活用しており、環境と調和した新しい働く場の提供を目指しています。
「Work as you Please」という開発コンセプトを掲げ、特に少人数向けのフレキシブルオフィスニーズに応えています。現代の働き方が多様化する中、ワーカーたちが自分のスタイルに合った働き方を選べる場所としての役割を果たします。名称「WayP」は、中継地点の意味を持ち、見晴らしの良い環境で、新たな出会いを求めるワーカーたちの集う場所であることを示唆しています。
「SHIBUYA WayP」は、1階がサンドイッチカフェ、2階から10階がフレキシブルオフィスとして設計されています。ワーカーのニーズに合わせた共用空間も充実しており、テレカンブースや会議室が完備されています。特に2名から19名用の各種専有区画が用意され、自然光が差し込む開放的な環境で働けることを特徴としています。
このプロジェクトでは、北谷公園の豊かな自然環境を取り入れたデザインが採用されています。特に、吹き抜けとラウンジエリアは自然光や風を最大限に取り込む設計で、快適で健康的なワークスペースを提供します。さらに、環境への配慮から省エネルギー性能の高い施策が採用され、持続可能なオフィス環境の実現を目指します。
今後は、隣接する北谷公園との連携施策を進め、地域全体の活性化にも貢献する予定です。「心躍る世界を、渋谷から。」というパーパスの下、多様なワークフィールドを提供し、日本の産業や文化の発展を理念に掲げています。このように「SHIBUYA WayP」は、新しい価値創造の場として、渋谷型都市ライフの実現に寄与します。詳しくは「東急株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
