2026年3月卒業予定の大学3年生を対象に、就職活動状況を調査しました。調査結果によると、内定率は64.9%となり、前年同期の62.8%を2.1ポイント上回る結果となりました。内定を受けた学生の中で、すでに就職先を決めたのは24.6%であり、多くの学生が依然として就職活動を続けている状況が浮き彫りになりました。全体の70.5%が就職活動を継続しており、競争が激化していることが伺えます。

エントリー社数の平均は21.8社で、前年の22.6社に対してやや減少しています。特に、エントリーシート(ES)提出社数は平均10.8社から9.7社に減少しており、選考試験の受験数も減少傾向にあります。このことは、学生がより厳選した企業に対して応募していることを示唆しています。

今回の調査から、2026年卒業予定の学生の就職活動は前年よりも活発化していることがわかりました。内定率の上昇は、学生の就職活動におけるポジティブな動向を示す一方で、今後の選考においては依然として厳しい競争が続くことが予想されます。詳細な調査レポートは、公式ウェブサイトにて公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。詳しくは「株式会社キャリタス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松