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東京メトロが働き方改革、駅社員や乗務員の身だしなみルールを改正


東京地下鉄(東京メトロ)は2025年5月から、駅社員と乗務員の制服に関する規定を改正します。性別による基準を撤廃し、個人の多様性を尊重する内容が盛り込まれています。夏制服の着用期間延長、年中ネクタイ着用が任意、髪色は日本ヘアカラー協会のレベル11以下まで許容、装飾品や靴の規定も緩和されます。これは、社員の働きやすさ向上と多様性の尊重を目指し、公共交通業界での柔軟な働き方の一例として注目されています。

東京地下鉄(東京メトロ)は2025年4月28日、運輸系職種に従事する駅社員および乗務員を対象に、制服着用時の身だしなみルールを2025年5月1日から改正し、新たな基準での運用を開始することを発表しました。今回の見直しは、働きやすさの向上と個人の多様性を尊重することを目的としており、性別による基準の撤廃や、より柔軟な服装・身だしなみの選択を可能にする内容が盛り込まれています。

改正の背景には、寒暖差の激しい気候や社会的な価値観の変化への対応があります。東京メトロでは、社員が快適に業務に取り組める環境整備とともに、自ら信頼される外見を選ぶことを認めることで、一人ひとりが自律的に働ける職場づくりを目指しています。

主な変更点として、まず夏制服の着用期間が延長され、ネクタイについては年間を通じて着用が任意となります。また、髪の染色については、従来よりも明るい色が認められ、日本ヘアカラー協会の基準でレベル11以下までが許容されます。さらに、これまで性別で分かれていた装飾品や爪に関するルールも統一され、業務に支障のない範囲であれば誰でも自由に選択できるようになります。加えて、従来の革靴に加え、暗色系のスニーカーも着用可能となり、足元の快適性も重視された対応となっています。

東京メトロでは、こうした身だしなみルールの見直しを通じて、社員の多様な価値観を尊重しながらも、安全・安心・信頼を基本とする輸送サービスの提供を今後も維持・向上させていくとしています。今回の取り組みは、公共交通業界における柔軟な働き方や多様性への配慮を象徴する事例として注目されます。

レポート/DXマガジン編集部折川

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