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オリエンタルランドが日本郵船と業務提携、ディズニークルーズの運航体制構築へ


オリエンタルランド、日本郵船、郵船クルーズは、2028年度に就航を目指すクルーズ事業に関する業務提携の基本合意書を締結しました。オリエンタルランドは、テーマパークの運営で培ったホスピタリティを活かし、日本郵船は運航実績と安全技術を提供します。この提携により、「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現を図ります。日本郵船グループはクルーズ船の管理や運航管理の分野で協力し、具体的な運航体制やサービス内容については今後詳細に協議されます。オリエンタルランドは、これまでのテーマパーク事業での経験を新しいクルーズ事業に活かし、ファミリー層向けの非日常的な体験を提供することを目指しています。

オリエンタルランドと日本郵船、郵船クルーズの3社は2025年2月4日、オリエンタルランドが日本を拠点として2028年度の就航を目指すクルーズ事業に関し、業務提携に向けた基本合意書を締結しました。

今回の合意は、オリエンタルランドグループがテーマパークやホテルの運営を通じて培ってきた非日常の空間づくりや高いホスピタリティと、日本郵船グループが長年にわたり貨物輸送や飛鳥クルーズなどで築いてきた運航実績および安全技術とを組み合わせ、オリエンタルランドが目指す「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現に向けた取り組みを推進するためのものです。合意内容では、まず日本郵船グループがオリエンタルランドのクルーズ事業に対して、事業全体のコンサルティングおよびクルーズ船の船舶管理や運航管理といった分野に関する検討を進めることが確認されました。これにより、各社はそれぞれの強みを生かし、今後の具体的な提携内容や運営体制の構築に向けた協議を進める予定です。

オリエンタルランドは、1960年に「国民の文化・厚生・福祉」に寄与することを目的に創設され、テーマパークの経営・運営を中心とした事業を展開してきました。同社は、これまで培ってきた夢や感動、喜び、やすらぎの提供を企業使命としており、今回のクルーズ事業展開を新たな挑戦として位置付けています。

一方、日本郵船は1885年創立の国内最大手の海運会社であり、824隻の船舶を運航するとともに、グループ全体で約35,000人の従業員が600を超える拠点で働いています。日本郵船グループは、グループ会社である郵船クルーズを通じ、客船事業にも力を入れており、飛鳥クルーズでは日本籍最大の客船「飛鳥Ⅱ」を運航し、約100日間の世界一周クルーズやアジア・オセアニア方面の海外ロングクルーズ、さらには日本の夏祭りを巡るクルーズなど多彩な航路を提供しています。なお、郵船クルーズ株式会社は、2025年夏に新造客船「飛鳥Ⅲ」の就航を迎えるなど、日本のクルーズ文化の発展に寄与する取り組みを積極的に展開しています。

今回の基本合意により、オリエンタルランドは日本郵船グループの持つ運航実績と安全技術を活用し、これまでのテーマパーク事業で培ったおもてなしの精神をクルーズ事業に反映させることで、ファミリー層を中心としたエンターテイメントクルーズの実現に向けた準備を着実に進めていくことになります。各社は今後、具体的な運航体制やサービス内容、運用方法などについて協議を重ねながら、クルーズ事業の立ち上げに向けた取り組みを推進してまいります。

レポート/DXマガジン編集部折川

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