LINEヤフーは日本カーリング協会とデジタルトランスフォーメーションによるカーリング界の発展を目的として、DXパートナーとしてのパートナーシップ契約を締結しました。この契約は、スポーツ庁がスポーツ界におけるDXの推進を掲げる中で、インターネットを活用したプロモーションや競技記録のデータ化を通じてカーリングの魅力を広く伝えることを目指す取り組みの一環です。LINEヤフーが運営する日本最大級のスポーツ情報サイト「スポーツナビ」では、連携の第一弾として、2月9日まで横浜BUNTAIで開催される「日本カーリング選手権大会 横浜2025」において、1投ごとにストーンの配置図がリアルタイムで更新される「一投速報」を初めて提供することになりました。
この「一投速報」は、スポーツナビが開発した競技記録のデータ化ツールを活用して実現され、ライブ映像配信やスコア速報とともに、試合の状況をより詳細に把握できる仕組みが導入されています。これにより、ユーザーはスマートフォンやパソコンから、カーリングの試合中にストーンの配置がどのように変化するかをリアルタイムで確認し、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック日本代表選考の一環として注目される大会の展開や、日本代表選考の行方を臨場感たっぷりに楽しむことが可能となります。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/dx_app/2025-02-08/0e4d825cf712b3c935b88ca563c48f6f_lg.jpg)
また、今回の取り組みは、スポーツナビが外部のスポーツ団体向けに競技記録のデータ化ツールを提供する初の試みであり、今後もさまざまな競技に対してデジタルトランスフォーメーションを活用し、競技データの可視化を通じてスポーツの普及や強化に寄与していく方針です。LINEヤフーと日本カーリング協会は、今回のパートナーシップを通じて、カーリングのみならず幅広いスポーツ分野におけるDX推進に貢献し、より多くのユーザーにスポーツの魅力を伝える取り組みを進めていくことになります。
レポート/DXマガジン編集部折川