イケア・ジャパンは2024年11月18日、サステナブルなフードの普及とブランドの魅力を広める新たな取り組みとして、EV(電気自動車)のフードトラック「スウェーデンスナック」を関西エリアで運行開始しました。このフードトラックは、2024年11月18日から期間限定で関西の各地を訪れ、スウェーデンの伝統料理やサステナブルなフードを提供します。特に注目すべきは、再生可能エネルギーを活用して運行するという環境に配慮した取り組みです。
「スウェーデンスナック」は、IKEA鶴浜、IKEA神戸、そしてリニューアルしたIKEA京都を含む関西エリアを中心に運行します。イケアで人気のミートボールやサーモン料理に加え、植物由来のプラントボールといったサステナブルなメニューが日替わりで提供され、手ごろな価格で楽しむことができます。さらに、フードトラック自体も再生可能電力で充電する仕組みを採用しており、イケアのサステナブルなビジョンを体現する試みとなっています。
このプロジェクトのスタート地点となるのは、リニューアルオープンしたIKEA京都が入居するイオンモールKYOTOの入口です。「スウェーデンスナック」は、12月29日まで毎日営業(一部除外日あり)を予定しており、営業時間は11時30分から16時です。この期間中、京都の利用者は新しく広がったIKEA京都の売り場で提供される商品と共に、イケアのフードをフードトラックで楽しむことができます。
イケア・ジャパン関西マーケットマネジャーの足立知巳氏は、「イケアが目指す『より快適な毎日を、より多くの方々に』というビジョンの実現に向けた新しい取り組みです。お客様との接点を増やし、イケアを身近に感じていただくことで、サステナブルな生活の提案をお手ごろな価格で提供していきたい」とコメントしています。
フードトラックの支払いは完全キャッシュレスで、クレジットカード、電子マネー、コード決済が利用可能です。天候や在庫状況によって営業時間や運行スケジュールが変更される場合があるため、利用者は最新情報をイケアの公式ウェブサイトで確認することを推奨しています。
この「スウェーデンスナック」は、イケアのフードを店舗外でも楽しむことができる画期的な取り組みであり、同時にサステナブルなエネルギー利用と食文化の提案を融合させたプロジェクトです。関西エリアでの試験的な展開が成功すれば、今後さらに広範囲での運行が期待されます。利用者にとっては、美味しい料理を楽しむだけでなく、イケアの環境保護への取り組みを身近に感じる貴重な機会となるでしょう。
【関連リンク】
イケア・ジャパン株式会社
http://ikea.jp/
EVフードトラック「スウェーデンスナック」
https://www.ikea.com/jp/ja/stores/tsuruhama/swedish-snack-pub81737680/
執筆:DXマガジン編集部