株式会社学情は、2026年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に「インターンシップの参加形式」についてインターネットアンケートを実施し、その調査結果を2024年10月7日に発表しました。調査結果によると、インターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生の約6割が「リアルとオンライン両方の参加を経験している」と回答し、リアル参加の満足度がオンラインを大きく上回ることが明らかになりました(図1)。
今回の調査で、58.1%の学生が「リアルとオンライン両方の参加を経験した」と回答し、次いで「リアルで参加」が23.4%、「オンラインで参加」が18.5%という結果が示されました。特に、9割に迫る学生が「リアルのほうがオンラインよりも満足度が高い」と答えており、その理由として「企業の雰囲気がリアルの方がわかりやすい」「質問しやすく、グループワークが円滑に行える」「参加学生同士のコミュニケーションが取りやすい」などの声が寄せられています(図2)。
オンラインの活用が定着する一方で、企業の雰囲気やリアルなコミュニケーションを重視する傾向が強く、学生たちはリアル参加の価値を見直していることが今回の調査で浮き彫りになりました。
この調査は、2024年9月13日から9月24日にかけて実施され、224名の有効回答を得ています。
執筆:熊谷仁樹