株式会社阪急交通社は、城西国際大学と2024年10月4日に観光人材の育成および観光振興に関する包括連携協定を締結しました。本協定は、双方のリソースを活用し、地域社会に貢献できる観光人材の育成や教育・研究の充実を図ることを目的としています。
今回の連携では、阪急交通社の知見や人的資源を用いた実践的な「デュアル教育」を展開し、学生が大学と企業の現場で学びながら成長できるプログラムを提供します。さらに、地域資源を活用した新たな旅行商品の企画や、自治体との連携による地域振興策を推進する「阪急交通社クラス」を設置し、観光分野の人材育成に加えて、地域観光の活性化にも寄与します。なお、阪急交通社が首都圏の大学とこのような包括協定を締結するのは今回が初めてです。
この協定により、阪急交通社は今後も産学連携を通じ、観光業界全体の人材育成と振興に一層取り組んでいく方針です。協定の内容には、観光人材の育成、観光振興、人的交流(インターンシップ等含む)に加え、両者が必要と認めるその他の取り組みが含まれています。
執筆:DXマガジン編集部