犬が高いところに登りたがる理由4つ

犬は野生時代から地表や穴ぐらなど低い場所で生活してきたため、高い場所が苦手な傾向があります。その一方で、高いところに登りたがる犬も少なくありません。基本的に高所を好まないはずの犬が、そこに登ろうとするのは一体なぜなのでしょうか。
ここでは、犬が高いところに登りたがる理由を4つご紹介します。
1.周囲を確認したい
高い場所は周囲を見渡すのに適しているため、犬は周囲の状況を確認したいときに、高いところに登りたがることがあります。高い場所は低い場所よりも視覚的に得られる情報が多く、周りに警戒すべきものはないかを確認したり、飼い主さんや家族の動きを観察したりすることができるのです。
高いところから周囲を見渡して状況を確認することは、犬の安心感につながります。
2.快適な場所や安心感を求めて
犬が高いところに登りたがるのは、そこに快適な場所があるからということも少なくありません。フカフカのソファや人間用のベッドなど、犬にとって居心地のよい場所が高いところにあるのです。その場所の日当たりや風通しのよさを快適に感じていることもあるでしょう。
また、ソファやベッドには飼い主さんのにおいがついているため、快適さだけでなく安心感を求めて登りたがることもあります。
3.好奇心
犬は基本的に好奇心旺盛であるため、好奇心から高いところに登りたがることもあります。床にいるときの目線からは見えにくい高い場所に興味を持ち、「そこに何があるのか」「どんな景色が見えるのか」を確認したくて登りたがります。
高いところに登って好奇心を満たしたものの、自力で下りられなくなり、鳴いて飼い主さんに助けを求めることも少なくありません。
また、ダイニングテーブルの上に置かれた食べ物のにおいに惹かれ、椅子などを足場にしてテーブルの上に登ってしまう犬もいます。
4.高いところに登るのが好き
高いところに登ること自体が好きな犬もいます。
足場をうまく使ったり、飛び乗ったりして、高いところに登るプロセスそのものを楽しんでいるのです。もしかすると、遊びや運動の一環になっているのかもしれません。また、高いところに登ったあとの達成感のようなものを気に入っていることもあるでしょう。
特に、活発な犬や身体能力が高い犬は、高いところに登るのが好きな傾向にあります。
愛犬が高いところに登るのを止めさせたい場合の対処法

愛犬に高いところに登る習慣があると、転落による骨折や脱臼といったケガを負う危険性があります。また、ソファなどから飛び降りた際の衝撃で前足を骨折したり、腰や関節に負担がかかったりするリスクも無視できません。
愛犬の安全のために高いところに登るのを止めさせたい場合は、以下のような方法を取り入れてみてください。
- 物理的に登れないようにする
- 登ろうとしたらストップをかける
- 床に快適な場所を用意する
高いところに登るのを止めさせる一番の近道は、物理的に登れないようにすることでしょう。ソファであれば、前面にペットゲートやフェンスを設置したり、座面にクッションなどを置いて飛び乗るスペースをなくしたりする方法が有効です。
ベッドの場合は、寝室のドアを閉めてベッドに近づけないようにするのが最も確実です。ダイニングテーブルは、椅子をテーブルの下にきちんとしまうなどして、足場をなくしましょう。
高いところに登らないようにしつける場合は、登ろうとした瞬間に「ノー」や「ダメ」と声をかけて制止し、登らなかったら褒めることを繰り返します。しつけは、家族全員が一貫したルールで根気よく続けていくことが大切です。
快適な場所を求めて高い場所に登ってしまうのなら、フカフカの犬用ベッドなどを床に用意し、高いところに登らなくても心地よく過ごせるようにしてあげてください。
まとめ

犬が高いところに登りたがるのには、周囲を確認したい、快適な場所や安心感を求めている、好奇心からなど、さまざまな理由が考えられます。なかには、高いところに登ること自体が好きな犬もいるでしょう。
こうした理由があるのなら、自由に登らせてあげたくなりますが、犬が高いところに登ることには転落やケガといったリスクが伴います。愛犬の安全を考えて高いところに登るのを止めさせたい場合は、ぜひご紹介した3つの対処法を実践してみてくださいね。
■関連記事
・『ママとパパが風邪を引いたら、犬はどうするか?』比較してみた結果→あからさますぎる『態度の差』に爆笑「吹いたww」「全然違うの草」
・1歳の男の子が『ドライヤーハウスで体を乾かす犬』を発見→『助けなきゃ』と心配して…尊い行動と『成長した光景』に反響「兄弟愛が素敵すぎる」
・犬が『信用していない人』にする行動4選
・犬が布団に入りたがる5つの理由
・犬が玄関から離れないときの心理
