共働きの家庭で犬を飼うことはできる?

共働きの家庭でも犬を飼うことはできます。
飼い主が家を空ける時間が長いということは、愛犬にお留守番をさせる時間が長くなるということです。
犬の不安・寂しさ・退屈・ストレスなどが強くなってしまわないよう、生活環境を整えたり、お世話の工夫をしたりすることが大切です。
犬は群れで生活をする動物です。そのため、1日のほとんどをひとりで過ごす、なんて概念がありません。お留守番とは最も苦痛な時間なのです。
「何時間までならお留守番をさせてもよいのか」は、犬それぞれに違いがあると言っても過言ではありません。
不安・寂しさ・退屈・ストレスなどから、吠える・物を壊す・部屋のあちこちにおしっこをするなどの問題行動が起きてしまう犬もいます。
犬の睡眠時間の平均は12時間ほどです。お留守番中、ほとんどを寝て過ごす犬もいます。それは、安全で快適で安心できる生活環境におかれているからです。
また、お留守番をしている時間以外の過ごし方も大きく影響します。共働きの家庭でも犬を飼うことはできますが、愛犬としっかり向き合う時間を確保できるかどうかも大切になるでしょう。
愛犬にツライ思いをさせないための心得

室内の環境を整えること
使用していない製品の電気コードはコンセントから抜きましょう。犬が噛んで遊んでしまうと、感電や火災の原因になることがあります。
床やテーブルの上に物を出しっ放しにしないようにしましょう。犬が噛んで壊したり、誤飲したりすることがあります。
階段にはペットゲートを設置し、犬が自由に上り下りできないようにしましょう。転倒や転落によって、脱臼や骨折などの大怪我を負ってしまうことがあります。
ソファーには犬用のスロープを取り付けましょう。ソファーから飛び降りたとき、脱臼や骨折の原因になりやすいためです。
ケージ、クレート、ベッドなど、愛犬専用の寝床を用意しましょう。犬は本能的に薄暗く狭い場所を寝床として好む傾向にあります。
室内の温度は20℃前後、湿度は40%を目安に、愛犬の犬種・年齢・健康状態に合わせて管理しましょう。夏のお留守番中は愛犬の熱中症対策として、冷房を活用しましょう。
飼い主の都合や気分で生活リズムを変えないこと

犬は基本的に飼い主に合わせて生活をします。飼い主が起きれば犬も起きますし、飼い主が寝れば犬も寝ます。食事の時間も、お散歩の時間も飼い主次第です。
犬が不安やストレスなく生活を送るためには、生活リズムの整った暮らしをすることが大切です。
たまに変化してしまう日はあるかと思いますが、飼い主の都合や気分でコロコロ変わったり、「今日は疲れてるし行きたくない」という理由でお散歩に行かなかったりすることがないようにしましょう。
お世話を押し付け合うこと
共働きをしていると、疲れきって帰宅することもあるでしょう。それでも愛犬のお世話をお休みすることはできません。
「遅く帰ってきて疲れてるんだからあなたがやって」と、愛犬のお世話を押し付け合うことがあってはなりません。
犬は飼い主の態度や行動をよく観察しています。何気ない言葉が愛犬の心を傷つけてしまったり、何気ない態度や行動が愛犬に強いストレスを与えてしまったりすることがあります。
「お散歩の係り」「ごはんの係り」と決めてもよいかと思いますが、基本的には全てのお世話を自分ひとりでもできるだけの時間と体力の確保が必要です。
二人とも確保できないぞ…となってしまうことがないための対策でもあり、愛犬にツライ思いをさせてしまわないための対策でもあります。犬を飼うということには、それくらいの覚悟が必要なのです。
まとめ

共働きの家庭でも犬を飼うことはできますが、犬にツライ思いをさせることがないよう、常に犬の立場になって考えることが大切です。
人間にとっては何気ない行動も、犬にとっては強い不安やストレスになる場合があります。
犬を迎える前に、犬の本能や習性、犬種の特性などをよく知っておくことも大切だと思います。
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