犬にも「恋愛感情」はある?人間や他の犬に恋をする心理

人間のような複雑でロマンチックな恋愛感情と全く同じではありませんが、動物行動学の観点からも、犬には特定の相手に対する強い執着や特別に大好きだという恋心に似た感情が存在することが分かっています。
特に、日頃から自分のお世話をしてくれるお気に入りの人間や、ドッグランなどで相性の良い他の犬に出会った時、他の子には見せないような特別な愛情を抱くことがよくあります。
いつも優しく接してくれて一緒にいて心から安心できる特定の相手を見つけると、その存在に強く惹かれ、深い信頼関係や特別な好意を抱くようです。
犬が「好きな相手」にみせる行動

その相手の姿を見つけると、しっぽを激しく振って大喜びする
お留守番のあとや少し離れた場所からその人の姿を見つけた瞬間、しっぽをプロペラのように激しくブンブンと振り回し、全身で喜びを表現します。
他の人が近づいてもそこまで反応しないのに、好きな相手を見た途端にピョンピョン飛び跳ねるほど大はしゃぎするのは、胸がときめいている、わかりやすいサインです。
相手のそばから離れようとせず、いつもぴったりとくっついている
室内を移動する時はもちろん、リラックスしてくつろいでいる時でも、好きな相手の足元や隣にぴったりと体を寄せて過ごそうとします。
少しでも離れると不安になって後を追ってきたり、常に温もりを感じられる距離をキープしようとしたりするのは、大好きな人と少しでも長く一緒にいたいという純粋な恋心の表れです。
顔や手などを夢中になって何度もペロペロと舐める
大好きな相手が目の前に来ると、嬉しさのあまり顔や手を夢中になってペロペロと何回も舐め続けます。
これは、子犬のころに母犬に甘えていた時の名残や、相手への最大の信頼と親愛の情を示す行動であり、自分の大好きだという気持ちを一生懸命に伝えようとしているとても微笑ましい愛情表現なのです。
じっと見つめ合ったり、甘えるような可愛い声を出したりする
好きな相手の顔を少し離れた場所からじっと見つめ続けたり、トロンとした優しい目でアイコンタクトをとったりします。
また、近くに寄ってきた時には、普段とは違う高めの甘えた声や、喉を鳴らすような可愛い声を出して自分の存在に気づいてもらい、相手の気を惹こうとします。
お気に入りのおもちゃをくわえて持ってきてプレゼントする
自分が一番大切にしているお気に入りのおもちゃやボールを誇らしげにくわえて持ってきて、好きな相手の足元にポトリと置いてみせます。
これは、自分が一番大好きなものを大好きな相手とシェアしたいという気持ちや、「これで一緒に遊んでほしい」という愛情を含んだ可愛らしいプレゼントの行動です。
大好きな相手に特別な愛情表現をする時の接し方とポイント

愛犬から特別な好意を向けられた時は、その真っ直ぐな愛情を優しく受け止め、たくさん褒めてあげることが大切です。
特定の相手にだけ執着しすぎて他の人や犬を怖がってしまう場合は、少しずつ社会性を育む工夫も必要になりますが、基本的には愛情をたっぷり返すことで犬は大きな安心感を得られます。
お互いの絆がさらに深まるよう、日々のコミュニケーションを大切にしながら、楽しく温かい時間を一緒に過ごしていきましょう。
まとめ

犬にも大好きな相手に対する特別な好意や恋心に似た感情があることを知ると、愛犬との暮らしがさらに楽しくなります。
日頃から愛情を込めて接し、愛犬が送るさまざまなサインを優しく受け止めてあげることで、ふたりの絆はより一層強くなっていきます。これからも温かいスキンシップを大切にしながら、愛犬との幸せで心温まる毎日を過ごしていきましょうね。
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