犬が後ずさりしながら吠えるのはなぜ?

犬が後ずさりしながら吠えるのは、目の前にあるものに対して、警戒心や恐怖心があるからです。「これ以上は近づかないでください」という意思表示として吠えることがあります。
後ずさりをすることによって、相手との距離を保ち、吠えることによって、“近づくな”と相手に警告しているのです。
お散歩中では、見慣れないものが目の前に置かれているとき、他人や他犬が近づこうとしたとき、後ずさりしながら吠えることがあります。
逃げ出したい気持ちはあるものの、相手がどのような動きを見せるか分からないため、相手の様子を把握するために後ずさりをするのです。
走ることや逃げることに自信のある犬であれば、すでに猛ダッシュでその場を立ち去っているでしょう。
相手が他人や他犬である場合、後ずさりしながら吠える愛犬に対して、叱ったり、無理に近づけたり、仲良くさせようとすることは控えた方がよいでしょう。
犬が飼い主から距離をとろうとする理由

1.ひとりきりでゆっくりくつろぎたい
犬が飼い主から距離をとろうとするのは、ひとりきりでゆっくりくつろぎたいからです。
飼い主のことが大好きで、常にべったりくっついていたいタイプの犬にも、ひとりきりでくつろぎたい時間があります。
お散歩の後で疲れているとき、ごはんの後でお腹がいっぱいになったとき、動物病院やトリミングサロンの帰りで疲れているときなどは、距離をとろうとすることがあります。
もしもケージやベッドでくつろいでいるのであれば、声をかけたり撫でたりせず、そっと見守ってあげることによって、ストレスなく疲れを癒すことができるでしょう。
2.飼い主の態度や行動に警戒している
犬が飼い主から距離をとろうとするのは、飼い主の態度や行動に警戒しているからです。
爪切りをしようとしているとき、歯磨きをしようとしているとき、お風呂に入れようとしているとき、犬は察知して飼い主から距離をとろうとすることがあります。
日頃から飼い主の行動をよく観察し、学習しているため、ちょっとした態度や行動から「苦手なことをされるかもしれない」と察知し、警戒してしまうのです。
3.構われたくないから

犬が飼い主から距離をとろうとするのは、構われたくないからです。
飼い主のことが大好きな犬にも、「そばにはいたい、でも構われたくはない、触られるのはもっと嫌だ」ということがあります。
隣に寝転がってくつろいでいてくれても、触ろうとすると距離をとることがあるのです。
4.安心と信頼があるから
犬が飼い主から距離をとろうとするのは、安心と信頼があるからです。
近くに来てくれない、抱っこさせてくれない、呼んでも来てくれない、近くで寝てくれないなどのことをすることがありますが、飼い主を嫌っているからではないんです。
安心する環境で暮らし、飼い主に対する信頼があるからこそ、べったりとくっついて過ごさなくても大丈夫なのです。
ストレスや不安がなく、「犬の心が安定している」とも言えると思います。
まとめ

犬が飼い主から距離をとろうとする理由を4つ解説しました。
- ひとりきりでゆっくりくつろぎたい
- 飼い主の態度や行動に警戒している
- 構われたくないから
- 安心と信頼があるから
愛犬から距離をとられると、嫌われているのかも…と考えてしまうかもしれませんが、安心や信頼があるからこそ、飼い主から離れても安全に過ごせるという気持ちがあるのです。
日頃から愛犬の様子をよく観察し、どのようなとき、どのような仕草や行動を見せるのかを把握しておくことで、「病気かも…」「体調不良かも…」といった判断もしやすくなります。
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