️犬が「噛みついてくる」理由7選

「最近、愛犬が急に噛むようになった」「遊んでいるときに噛み付いてくる」など、愛犬の噛み付き行動に悩んでいる飼い主さんは少なくありません。
ここでは、犬が噛みついてくる主な理由を解説します。
1.遊びの延長で噛んでいる
子犬は、遊びながら手や服を噛むことがあります。犬にとって「噛む」という行動は自然なものなので、遊びに興奮してしまい、力加減がわからなくなっているケースも少なくありません。
特に手を使って激しく遊ぶ習慣がある場合は、「人の手を噛んでもいい」と認識してしまう可能性があるため注意しましょう。
2.恐怖や不安を感じている
犬は強い不安や恐怖を感じたとき、自分を守るために噛み付くことがあります。たとえば、無理に抱っこされた、苦手な場所へ連れて行かれた、知らない人に触られた、などの状況です。
この場合、犬は「攻撃したい」というより、「これ以上近づかないで」と訴える意味で噛んでいる可能性が高いでしょう。
3.嫌なことをされたと感じている
爪切りやブラッシング、歯磨きなど、愛犬にとって苦手なお手入れをしているときに噛むこともあります。
嫌がっているのに無理に続けると、「やめて」と防衛本能から噛むようになってしまい、それに対して飼い主が手を止めると、「噛めば嫌なことが終わる」と学習してしまうことも。
犬の表情や体のこわばりなど、嫌がっているサインを見逃さず、噛み付く前に中断しましょう。
4.自分のものを守ろうとしている

食事中や、お気に入りのおもちゃを持っているときに近づくと噛む場合は、「取られたくない」という気持ちが働いているのかもしれません。
これは「所有欲」や「資源防衛」と呼ばれる行動の一つです。無理に取り上げようとすると、噛み付きなどのトラブルにつながる可能性があり、それが癖になってしまう恐れもあるのでやめましょう。
5.興奮しすぎている
遊びや来客などで興奮が高まると、犬は自分の行動をうまくコントロールできなくなることがあります。
普段は噛まない犬が、興奮したときだけ噛み付く場合は、刺激になる対象から一旦離して、落ち着ける時間を作りましょう。
6.飼い主への要求を伝えている
「遊んでほしい」「かまってほしい」「ご飯がほしい」など、要求を伝えるために噛む犬もいます。
過去に噛んだ後、飼い主が遊んでくれたり要求を叶えてくれたりした経験があると、「噛めば思い通りになる」と覚えてしまっている可能性があるのです。
噛まれた後は要求に応えるのではなく、しばらく構わず距離を取り、落ち着いてから対応しましょう。
7.痛みや病気など体調に問題がある
突然、犬が噛み付くようになった場合は、病気やケガなどによる痛みも考えられます。今まで触らせてくれた場所を急に嫌がる、元気や食欲がない、動きがおかしいなどの変化が見られるときは注意が必要です。
特に老犬は、加齢による体の変化や視力・聴力の低下などによって、不安を感じやすくなります。それにより、防衛本能が高まっているわんこも少なくありません。
「しつけの問題」と決めつけず、気になる変化があれば動物病院に相談しましょう。
️病気の可能性も?噛みつき行動がみられる時の注意点

犬が噛み付いてくると、「飼い主に対して攻撃的になったのでは?」と心配になるかもしれません。しかし、状況によっては、体調不良や体の痛みなどが隠れていることもあります。
突然噛み付くようになった時は、同時に以下の行動もみられないかチェックしましょう。
- 元気がなく、ぐったりしている
- 食欲がない
- 嘔吐や下痢などの症状がみられる
- 飼い主や家族を避けるように過ごす
- 家具やカーテンの裏に隠れるようになった
- 排泄物の状態に異変がみられる
上記のような症状が見られる場合は、痛みや違和感、不快感による不安から、防衛的に攻撃性が増している可能性が考えられます。
早めに動物病院へ連れて行き、診察してもらいましょう。
️犬の噛み付き行動への適切な対処法

噛まれそうなときに無理に触ったり、力ずくで押さえつけたりするのは避けましょう。大声で怒鳴ったり叩いたりすることも、犬の恐怖や不安を強め、さらに噛み付き行動が悪化する恐れがあります。
まずは愛犬と距離を取り、安全を確保してください。そのうえで、「いつ・どこで・何をしているときに噛んだのか」を記録しておくと、噛みつきの原因を突き止めやすくなります。
遊びの最中なら興奮する前に休憩を入れたり、苦手なお手入れの時ならば、少しずつ慣らすなど、噛む状況そのものを減らしていきましょう。
また、噛み付きが繰り返されるときや、突然攻撃的になったとき、強く噛んでケガをした場合などは、動物病院や専門家へ相談することをおすすめします。特に体調の変化を伴う場合は、病気や痛みが原因ではないか、診察してもらってください。
️まとめ

犬が飼い主に噛み付いてくる理由には、遊びや興奮だけでなく、恐怖、不安、要求、所有欲、痛みや病気など、さまざまなものがあります。
特に、今まで噛まなかった犬が突然噛むようになった場合や、老犬に行動の変化が見られる場合は、健康面にも注意が必要です。
愛犬の行動を観察し、噛み付きにつながる不安やトラブルの原因を一つずつ取り除いていきましょう。
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