犬が夏バテで食欲がないときに試すべきこと4つ

1.食事の水分量を増やす
犬が夏バテで食欲がなくなっているとき、ドライフードのような乾燥した固形物よりも水分の多い食事を好んで食べる傾向があります。
そのため、食欲が落ちていると感じたときは、ドライフードを野菜などの煮汁でふやかしたものやウェットフードのような水分量の多いご飯を与えてみてください。
ただし、水ばかりを飲ませてしまうと胃腸の消化能力を低下させて、食事をしても下痢や嘔吐を引き起こしてしまうことがあります。
そのような場合は白米のようにでんぷん質を含むものをふやかして与えると、胃腸の壁を保護してくれるので体調に合わせて取り入れてみてください。
2.香りの強い食材をトッピングする
食欲が低下すると、食事に対する関心がなくなりがちで、いつも通りの食事には反応しにくくなることがあります。
嗅覚が鋭く味覚が鈍いといわれている犬は、食べ物の味そのものよりも香りに興味を持ちやすいと考えられています。
そのため、食べ始めるためのきっかけづくりとして、チーズや納豆のように香りの強い食材を少量トッピングしてみるのもいいでしょう。
ただし、香りが強いものや人間用に調理された味の濃いものばかりを与えると、それ以外のものを食べなくなってしまう可能性もあります。愛犬の様子や体調を見て、バランスを考えながら与えるようにしてください。
3.遊びやトレーニングで体力を使う
夏に犬の食欲がなくなってしまうのは、夏バテに加えて、運動不足が原因になっている場合もあります。
暑さが厳しい時期は、朝早い時間から薄暗くなるまで気温が高く、特にコンクリートには熱が残りやすいので、犬の散歩時間も限られてしまいがちです。
住環境や飼い主さんの生活スケジュールによっては、散歩や運動の量が極端に減ってしまい、食事時間になってもお腹が空かないということが少なくありません。
そのため、活動量が減っていると考えられるときは、室内でできる遊びやトレーニングを増やすようにしてみてください。
室内で走り回って遊ぶことがむずかしい場合は、頭や五感を使う遊びを取り入れると効果的です。
4.環境を見直して体調を整える
夏バテで食欲がなくなっているとき、食事への工夫をするだけでなく、生活環境そのものを見直してみることも大切です。
被毛で全身を覆われている犬は、人間よりも体温が高いうえに体に熱がこもりやすいので、同じ室内にいても飼い主さんよりも暑さを感じている可能性があります。
暑い季節、室内ではエアコンを使って室温管理をしている家庭が多いと思いますが、犬の様子を見ながらやや低めの温度設定をしてあげるといいでしょう。
また、部屋の中でも場所によって温度が異なることが多いので、犬がいつも過ごすスペースの温度を一度計ってみるのもおすすめです。
愛犬にとって本当に快適な空間で過ごさせてあげられているか、季節ごとに確認するようにしてみてください。
犬が夏バテで食欲がないときの注意点

犬が暑い時期に食欲がなくなってしまうことはめずらしいことではありませんが、飼い主さんは食べない愛犬を見て心配になってしまうと思います。
少しでも何か食べて欲しいという気持ちで、愛犬の好きなおやつばかりを与えたり、味の濃い人間の食事や果物を食べさせたりすることもあるのではないでしょうか。
しかし、そうした対応を続けていると栄養バランスが崩れて肥満になったり、普通の食事を食べなくなったりといったトラブルを引き起こす可能性があります。
また、暑いからといって氷水やアイスのように冷たいものばかりを与えると、消化器官に負担をかけてしまうことがあるので控えるようにしてください。
夏バテで食欲が低下していても、水分を取れていて少しの量でも食べ物を食べているのであれば、過度に心配する必要はありません。
犬の体に負担をかけないように食事の工夫をしたうえで、数日間は様子を見ていていいでしょう。
ただし、水分も一切受けつけないときや元気がなく動きたがらないとき、排泄に異常があるときなどは動物病院に相談をするようにしてください。
熱中症による脱水症状などになってしまっていて、すぐに処置が必要な可能性もあります。
また、子犬や老犬のように体力や免疫力の低い犬の場合は、食欲低下による栄養不足が重大な問題につながってしまうことも考えられるので特に注意しましょう。
まとめ

日本の夏は年々暑くなっているだけでなく、1年の中で暑い時期も長くなってきています。そのため、被毛が豊かで暑さに弱い犬にとっては、つらい時期が長いともいえるでしょう。
夏バテは食欲の低下としてあらわれやすいため、暑い時期はいつも以上に食事の内容や水分の摂取量に注意してあげるようにしてください。
愛犬の健康維持のために、季節に合わせた食事管理を意識してみてくださいね。
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