ふんふんクンクン!犬が鼻を鳴らす理由

飼い主さんに甘えたい
立派な成犬年齢の犬が「ピーピー」「キュンキュン」と子犬のような声で鼻を鳴らすことがあります。これはまさに子犬のまねをして「自分は弱くて小さい存在ですよ」と飼い主さんの母性本能をくすぐろうとしている行動です。飼い主さんに甘えたいという強い感情の表れです。
困っていて助けてほしい
子犬のまねをするときは単純に飼い主さんに甘えたいときだけではありません。何か困り事を抱えていたり、苦手なものから逃れたいけれどどうすればいいのかわからなかったりするとき、助けてほしくて自分の弱さをアピールすることがあります。鼻を鳴らしながら所在なく歩き回っているときは、まさにこのパターンと考えられます。
不満や不安がある
「フンッ」と吐き捨てるように鼻を鳴らす場合、何らかの不満や不安を感じている可能性があります。それほど強いストレスではないものの、「気に入らない」「思い通りにならなくてつまらない」という意思表示で鼻を鳴らすのです。人間が「チッ」と舌打ちするのと似ているかもしれません。
気になる匂いがある
鼻を高速でヒクヒクと動かしながら「フンフンフンフン」と音を鳴らしているときは、気になる匂いがあってその出所や正体を探ろうとしていると考えられます。特にどこからともなく美味しい匂いが漂ってくると、空中をたどってクンクンする子は多いのではないでしょうか。何とも愛らしい行動です。
嗅いだ匂いをリセットしたい
そうして嗅ぎ当てた匂いが好みのものでなかったときや、気持ちを切り替えて次の匂い探しに取り掛かりたいときなど、嗅いだ匂いを取り払ってリセットする意味で「フンッ」と鼻を鳴らすこともあります。
要注意!受診が必要な鼻の鳴らし方

くしゃみや鼻水が出る
鼻を鳴らすだけでなく、くしゃみや鼻水といった別の症状も伴う場合、病気が原因の可能性があるため注意が必要です。鼻炎や気管支炎などの感染症のほか、くしゃみや鼻水が顕著といった場合はアレルギーなども疑われます。
鼻を気にしている
鼻を鳴らしながら鼻を何かに擦り付けたり、前足で鼻を掻くような仕草をしているなど、しきりに鼻を気にしている場合には強い違和感を覚えているのかもしれません。鼻の中に腫瘍ができていたり、炎症が起きている可能性もあるので、動物病院を受診しての検査を受けられると安心です。
しつこく鼻を鳴らして甘えてくる
苦手な音がする、怖いことがあったなどの直接的な理由がないにもかかわらず、しつこく鼻を鳴らしながら飼い主さんの後追いをしてくるなど、甘え方が度を超えている場合、自らの体調の異変を察知して不安を抱えている可能性があります。おかしいと思ったら空振り覚悟でかまいません、獣医師に相談することをおすすめします。
まとめ

犬は自らの感情表現やコミュニケーションの方法の1つとして鼻を鳴らします。愛犬が何を訴えているのかを察し、適切に対応できるようになると愛犬との絆も一層深まりますよ。
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