犬が散歩中にする行動の意味

周囲を確認するために立ち止まって動かなくなる
犬が散歩中に立ち止まって動かなくなるのは、周囲を確認するためです。
聞き慣れない音や声、嗅いだことのないニオイ、車やバイクのエンジン音、人や犬が歩いてくる足音などを警戒し、周囲の状況を確認しているのです。
無理に引っ張ると、警戒心や不安感を強めてしまったり、パニックを起こしてしまったり、愛犬に危険が及ぶことがあるため、何に警戒しているのか、一緒に周囲の状況を確認するようにしましょう。
地面のニオイを嗅いで回る
犬が散歩中に地面のニオイを嗅いで回るのは、情報を収集するためです。
基本的には、他の犬のニオイを嗅いで回っているのではないかと思います。他の犬の排泄物のニオイ、発情期中のメス犬のニオイが中心でしょう。
近所にはどんな犬が住んでいるのか、この場所を通った犬はどんな犬なのか、警戒するべき犬なのか、仲良くできる犬なのか、そういった情報を収集し、安全確認を行っています。
去勢しているオス犬も、去勢していないオス犬も、発情期中のメス犬のニオイを感知し、そのニオイを辿り、メス犬の元へ向かおうとすることがあります。
また、野生動物の排泄物のニオイを嗅いで回ることもあります。食べ物のニオイを嗅いで回り、落ちている食べ物を拾い食いしてしまうこともあります。
急に走り出そうとする
犬が散歩中に急に走り出そうとするのは、何かに刺激を受け、テンションが上がってしまうからです。興奮しているとも言えます。
若く健康で運動量の多い犬によく見られます。また、ビビリで怖がりな性格の犬にもよく見られる行動です。
急に走り出そうとすることが頻繁にある犬の場合では、首輪やハーネスやリードの安全点検を毎日行い、交通量の多い場所ではリードを短く持つようにしましょう。
犬の散歩中にやめさせるべき仕草

強く引っ張って歩くこと
呼吸が苦しくなるほど強く引っ張って歩くことは、首や喉や気管に過度な負担を与えます。小型犬では、気管が潰れてしまうこともあります。
引っ張り癖は犬の命にも関わる恐れがあり、飼い主が転倒することもあるため、やめさせるべきです。
他人や他犬に飛びつくこと
会えたことが嬉しくて、他人や他犬に飛びついてしまうことがあります。相手が転倒したり怪我をしたりする恐れがあります。トラブルを避けるため、やめさせるべきです。
飼い主より先に歩くこと
飼い主と愛犬が並んで歩くことが理想ですが、足元よりも少し前を歩く程度であれば大丈夫です。
しかし、リードを長くしたまま持っていると、愛犬が飼い主より先に先にと歩き、接触事故に遭ってしまう恐れがあります。
曲がり角や交差点は先がよく見えません。車やバイクはエンジン音で確認できますが、エンジン音のない自転車が飛び出してくると、気づくことが遅れます。
愛犬を安全に散歩させるための対策

散歩前の点検を徹底して行いましょう。首輪やハーネスやリードが緩すぎたりきつすぎたりしないようにしましょう。金具部分の劣化や破損はないかも確認しましょう。
もしものときのため、迷子札と鑑札が付いているか、見づらくなっていないかも確認しましょう。
危険なものは落ちていないか、周囲をよく見ながら歩きましょう。暑い日は地面の温度が熱すぎないか、手で触って確認しましょう。
他人や他犬とすれ違うとき、道路を渡るときは、リードをしっかり短く持ちましょう。
まとめ

散歩中は、周囲の状況と愛犬の様子をよく観察しながら歩きましょう。スマートフォンを見る必要があるときは、安全な場所に移動し、リードは短く持ち、立ち止まって見るようにしましょう。
犬の散歩中の行動や仕草には全て意味があります。本能的な行動や仕草は、しつけでは改善することが難しい場合があります。意味を知り、愛犬が安全に散歩を楽しめるよう、サポートしましょう。
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