Instagramに投稿されたのは、噛むことを理由に捨てられた保護犬が、幸せを掴むまでの軌跡です。なかなか新しい家族が見つからず、いくつもの季節を施設で過ごした保護犬。しかしスタッフさんたちが優しく寄り添い続けるうちに、素敵な出会いが…!
投稿には「よかったね!」「素晴らしい」といった声が寄せられ、奇跡のような結末が感動を呼んでいます。
噛むことを理由に捨てられた保護犬
ネオくん
噛むことを理由に捨てられ、保護施設にやってきました
『認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西(通称アーク)』は、行き場のない犬や猫を保護し、心と身体のケアや里親探しなどの活動を行っている動物保護団体です。
噛むことを理由に捨てられてしまった「ネオ」くんは、2019年6月にアークの保護施設にやってきました。
愛情を込めてお世話し続けるうちに…
ブラッシングもさせてくれるように!
噛み癖があるネオくんは手のかかる子で、お世話をするのも大変だったそう。しかしスタッフさんたちは優しく寄り添い、ゆっくり時間をかけて信頼関係を築いていきました。最初は噛み癖のため一度付けたらそのままだったリードやハーネスも、ついに付け外しできるように。
さらにお腹を見せてゴロンと寝転がった状態で、ブラッシングまでさせてくれるようになったとか。
愛情を注いだ結果、保護犬に変化が…
ボール遊びを楽しむ無邪気な姿
広々とした場所で一緒にボール遊びをした時には、元気いっぱいにボールを追いかけていたというネオくん。すでにシニア犬のネオくんですが、楽しそうに遊んでいる姿はまるで子犬のよう…。
スタッフさんたちの愛に包まれながら過ごすうちに、明るさや無邪気さを取り戻せたのかもしれませんね。
シャンプー中もお利口さん
頑張った後の誇らしげなお顔♪
また噛み癖のある犬は体のお手入れに苦戦する場合が多いですが、ネオくんはマズルをつければシャンプー中もお利口にしていてくれたそうです。
シャンプー後は、記念写真を撮るのが恒例に。ネオくんが「僕、いい子で頑張ったよ!」とばかりに、誇らしげにカメラを見つめている姿が可愛くて、思わず頬が緩みます。
こんなに可愛いのに、なかなか家族が決まらない…
少しずつ問題行動が改善され、新しいお家で暮らし始める準備が整ったネオくん。しかしなかなか家族が決まらないまま、いくつもの季節が過ぎていきました。
スタッフさんたちは「こんなに可愛いのになあ」と思いながら、ネオくんに素敵な出会いが訪れるのを待ち続けたそう。
奇跡のような結末に感動
ついに素敵な出会いが…
ようやく幸せを掴むことができました!
そしてある日、ついにネオくんをお家に迎えたいという里親さんが現れたとか!ネオくんはトライアル期間を経て2024年に正式に里親さんのもとに譲渡され、15歳で第二の犬生をスタートさせることができたそうです。
ネオくんがアークに来てから幸せを掴むまでには、4年半という長い時間がかかりました。それでもスタッフさんたちがネオくんの幸せを諦めずに愛情を注ぎ続けたからこそ、最高の結末を迎えることができたのでしょう。スタッフさんたちのネオくんへの愛が起こした奇跡は、多くの人に感動を与えてくれることとなりました。
この投稿には「よかったね!おめでとう!」「幸せになってね」「素晴らしい。スタッフさんの熱意が伝わってきます!」「スタッフさんの根気あるしつけ、何よりネオの良さに気付かれた里親さんに感謝」といったコメントが寄せられています。
Instagramアカウント「animalrefugekansai」には、保護犬や保護猫が愛情を注がれながら施設で暮らしている様子や、幸せを掴むまでの物語が投稿されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「animalrefugekansai」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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