犬が飼い主を慰めている行動
1.おしりをくっつけて座る
犬がおしりを飼い主にくっつけて座るとき、それは「安心してほしい」という気持ちの表れです。
一見そっけなく見えるかもしれませんが、これは信頼している相手にだけ見せる行動であり、「そばにいるから大丈夫」と無言で伝えています。
飼い主がその気持ちに応えて頭や背中を優しく撫でると、犬も「思いが通じた」と感じて安心します。
2.顔や口を舐める
犬が飼い主の顔や口を舐める行動には、「元気を出してほしい」という気持ちが込められています。
犬は飼い主の涙や表情の変化から異変を察知し、「大丈夫かな」と心配して近づいてきます。
犬同士も相手が元気がないときに顔を舐めることがあるため、人間に対しても同じように慰めようとするのです。
3.腕や膝に顎乗せをしてジッと見つめる
犬が飼い主の腕や膝にあごを乗せてじっと見つめるとき、飼い主の感情を読み取ろうとしています。
「何かあったのかな」「元気がないみたいだな」と感じ取り、そばで見守ることで気持ちに寄り添おうとします。
犬と目を合わせることで、飼い主の脳内ではオキシトシンやセロトニンといった“幸せホルモン”が分泌され、気持ちが落ち着くとされています。
4.お気に入りのおもちゃを持って来る
犬が大切にしているおもちゃを飼い主のもとに持ってくるのは、「一緒に遊んで元気になってほしい」という思いからです。
普段は手放したがらないようなおもちゃを差し出すことで、飼い主の笑顔を引き出そうとしています。
「このおもちゃがあれば元気になるかもしれない」と考えて行動している様子から、飼い主への深い愛情が伝わってきます。
5.お散歩に行こうよ!と誘う
犬が積極的にお散歩に誘ってくるのは、気分転換を提案して飼い主を元気づけようとしているからです。
「外に出れば気持ちが晴れるはず」と考えて、いつもより張り切ってリードのそばに来たり、アイコンタクトを取ったりすることがあります。
実際に外に出て愛犬と歩いていると、自然と気分が軽くなることも多いため、愛犬の誘いに応えてみるのも良いかもしれません。
6.頭をスリスリ擦りつける
犬が飼い主に頭や体をスリスリと擦りつけてくるとき、それは「大好きだよ」「信頼しているよ」と伝えたい気持ちの表れです。
こうした行動には愛情や信頼が込められており、飼い主の心を落ち着かせる効果があります。
頭だけでなくおしりを擦りつけてくる場合もありますが、どちらも同じように心を通わせるためのコミュニケーションとして受け取ってあげてください。
まとめ
犬が飼い主を慰めている行動を6つ解説しました。
- おしりをくっつけて座る
- 顔や口を舐める
- 腕や膝に顎乗せをしてジッと見つめる
- お気に入りのおもちゃを持って来る
- お散歩に行こうよ!と誘う
- 頭をスリスリ擦りつける
言葉が通じなくても、犬の行動には優しさや思いやりが込められています。
愛犬が見せるこうした行動に気づいたときは、「ありがとう」という気持ちを込めて撫でてあげたり、声をかけてあげたりすることで、より深い信頼関係を築けるはずです。
■関連記事
・犬が飼い主に『文句』を言っている時にする態度や仕草5選
・プールで浮き輪に乗る柴犬→『楽しんでいるな』と思ったら…1時間後の『まさかの光景』が60万再生「親泣かせww」「過去一笑った」と反響
・犬が飼い主に『頭をこすりつける時』の心理5選
・家族の中で「犬が一番好きな人」を見極める方法とは?
・『犬が玄関までお見送りしてくれた』と思っていたら…次の瞬間→なんだか切ない『辛辣な行動』が21万再生「人間かな?w」「面白すぎ」と反響