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マルチーズの値段|いくらで買える?価格相場・初期費用・年間コストまとめ


マルチーズの値段相場はいくら?

正面を見つめて首を傾げる子犬

マルチーズは、室内で飼いやすく、愛らしい外見と性格から長年安定した人気を誇る犬種です。その人気に応じて価格相場も高値で推移しており、平均的には20万円から60万円が一般的です。ただし、血統や容姿、月齢によっては、さらに価格が高く設定されることもあります。

価格の中心帯は30万円から60万円程度ですが、比較的低価格の個体も流通しています。ただし、価格が極端に安い場合は健康面や育成環境に問題がある可能性があるため注意が必要です。信頼できる販売元から迎えることで、健全な子犬を適正な価格で購入することができます。

成犬の価格は子犬より安い

マルチーズの価格は、一般的に子犬の方が成犬よりも高く設定されています。

成犬の場合、飼い主の事情で新たに里親を募集するケースや、繁殖を引退した犬が譲渡される場合が主な取引となります。成犬の譲渡価格は10万円前後と子犬より安価なことが多く、新しい環境に適応するまでの期間やトレーニングに必要な手間を考慮して価格が設定されます。

子犬の価格が最も高くなる時期

子犬が市場に出るタイミングは、生後2ヶ月から3ヶ月の間が最も多く、この時期が価格のピークとなります。

法律上、生後56日を過ぎるまで子犬の販売が禁止されているため、この期間を過ぎた子犬が市場に登場すると、多くの購入希望者が集中し、需要と供給のバランスから価格が高くなりやすいのです。その後、月齢が進むにつれて、子犬の価格は徐々に下がっていく傾向にあります。

トイ・プードルなど他犬種との値段比較

マルチーズは、小型犬の中でも価格が比較的安定している犬種です。トイ・プードルの場合は人気の毛色やサイズによって価格が大きく変動し、ときには70万円を超え、特別な血統や容姿の場合には100万円近くに高騰することもあります。

これに対して、マルチーズは特定の毛色やサイズに偏った人気がなく、常に一定の需要があることから価格は比較的安定しています。人気犬種の中でも、比較的高めで一定の価格帯を維持しているのが特徴です。

なお、ここで紹介した価格は主に都市部の市場を参考にしています。地域や店舗によっては若干の差が生じることがありますので、その点も購入の際は考慮してください。

マルチーズの値段が変わるポイント

親犬と子犬の4頭のマルチーズ

マルチーズは、見た目の愛らしさや家庭犬としての人気の高さから安定した価格で流通していますが、個々の個体によって大きく価格が異なることがあります。その差は主に「血統」「容姿」「性別」そして「月齢や季節」など、市場のさまざまな要素が複雑に影響し合うことによって生まれています。

血統の質と価格の関係

マルチーズの価格に最も影響するのは、血統の質です。

親犬やその祖先がドッグショーなどで優れた成績を残したチャンピオン犬の場合、その血統を受け継ぐ子犬の価格は非常に高額になりやすく、一般的な価格帯よりも大幅に高く設定されることがあります。特に、ショードッグとしての資質を備えた子犬では、60万円から100万円以上と、さらに高額な取引がなされるケースもあります。

一方で、特別な血統を持たない一般的なペットタイプのマルチーズでも、十分な健康と愛らしさを備えていれば、高い人気を誇ります。そのため、血統に特別な価値がなくとも、適正な価格で取引されています。

顔立ちや被毛による価格差

個々のマルチーズの価格に影響を及ぼすもうひとつの大きなポイントが、容姿、特に顔立ちと被毛の質です。

マズルが短く、目がぱっちりと大きい、いわゆるベビーフェイスの個体は子犬から成犬になっても幼くかわいらしい印象を与えるため、高い人気を集め価格も高めに推移します。

また、マルチーズの魅力である純白の被毛も重要な評価基準となります。毛量が豊富で滑らかで艶のある「シルキーコート」を持つ個体は評価が高くなります。逆に、子犬の段階から涙やけが目立つ場合には、価格がやや低くなる傾向があります。

性別による価格の違い

マルチーズのオスとメスの価格差は一般的に5万円から10万円程度で、メスのほうが高額であることが多いです。これはメスが繁殖において価値を持つことから、価格設定に反映されるためです。

ただし、「性格がおとなしい」「飼いやすい」といった性別による一般的なイメージには個体差が大きく、必ずしも性別だけで判断できるものではありません。

月齢・季節による値段の変動

マルチーズの子犬の価格は、生後2~3ヶ月の時期にピークを迎えます。その後は月齢が進むにつれて緩やかに下がっていく傾向があります。これは子犬が早期に新しい家庭に迎えられ、適応しやすいとされる時期を過ぎると、トレーニングの手間がかかる可能性が高まるためです。

さらに、季節も価格に影響します。新たにペットを迎えやすい春や秋、また大型連休前は需要が高まるため価格がやや上昇し、暑い夏や寒い冬のように需要が下がる時期には価格が若干下がる傾向にあります。

ここで挙げた価格変動要因はあくまでも一般的な目安であり、販売場所や地域によって実際の価格は異なることがあります。購入時には信頼できる販売元で直接確認することをおすすめします。

マルチーズを迎えるならどこがおすすめ?

マルチーズを抱き上げる女性

マルチーズを新しい家族として迎えるには、いくつかの選択肢があります。それぞれの方法にメリットと注意点があり、ご自身の目的やライフスタイル、重視するポイントによって最適な選択が異なります。代表的なのは「ブリーダー」から直接迎える方法と、「ペットショップ」を利用する方法の2つです。

ブリーダーから迎える場合の特徴

ブリーダーは、特定の犬種に特化して犬の育成や繁殖に取り組む専門家です。

優良なブリーダーは子犬だけでなく親犬の健康管理や衛生的な飼育環境にも細心の注意を払っています。そのため、子犬の健康状態や血統をしっかりと把握できる点が大きな利点です。

また、ブリーダーから迎える場合には、子犬の遺伝性疾患のリスクについて詳しく説明を受けられたり、引き渡し後も飼育相談や健康相談に応じてくれたりするなど、アフターケアが充実していることもメリットです。子犬の場合は30万円~80万円程度、繁殖を終えたリタイア犬の場合には10万円前後で譲渡されるケースもあります。

ペットショップから迎える場合の特徴

ペットショップの大きな魅力は、身近で気軽にさまざまな犬種を見て選ぶことができる利便性です。

子犬を迎えるために必要な用品をその場で購入できるため、準備に時間をかけられない方にも向いています。一般的な価格相場はおよそ35万円~60万円ほどです。

一方で、ペットショップでは子犬の出生環境や親犬の情報が十分に提供されないことが多いため、健康面や将来的な性格などの詳細を確認しにくいという注意点もあります。購入を検討する際には、店舗の清潔さやスタッフの対応、子犬の健康状態を慎重に見極める必要があります。

里親制度という選択肢

近年では、飼い主の事情で新たな家族を探しているマルチーズを里親として迎えるケースも増えています。里親制度を利用することで、成犬であれば性格や行動パターンが把握しやすく、譲渡費用も比較的安価になるメリットがあります。

しかし、成犬は新しい環境に適応するまでの時間や根気が必要となる場合もあるため、里親を選択する場合は、犬の過去の生活環境や健康状態などをよく確認し、十分な理解と準備を整えることが大切です。

どの方法を選ぶにしても、マルチーズを迎える際には価格だけにとらわれず、健康状態や飼育環境、そして自分自身との相性を慎重に検討することが、愛犬との幸せな暮らしの第一歩となります。

マルチーズを迎える前にかかる初期費用

犬用ベッドに伏せてブラシをくわえる犬

マルチーズを家族として迎える際には、生体そのものの価格とは別に、環境整備や医療などさまざまな初期費用が必要となります。

愛犬が新しい家庭で安心して快適に生活を始めるためにも、あらかじめ具体的な費用を把握して準備をしておくことが重要です。これらの初期費用の目安は、およそ5万円から12万円程度が一般的です。

迎える際にかかる医療費用

まず必要になるのが、法律で義務付けられているマイクロチップの装着・登録費用や、感染症予防のための混合ワクチン接種費用です。

混合ワクチンの料金は1回あたり約5,000円程度が目安で、初年度は2~3回接種が必要になります。また、マイクロチップの装着費用および登録料は、5,000円~8,000円程度が一般的です。合計すると、1万5,000円~3万円程度が目安です。

ケージやサークルなどの生活用品費用

子犬を迎える際には、安心して過ごせる居住スペースや基本的な生活用品の準備が必要です。具体的には、ケージやサークル、寝床となるベッド、食器類、トイレトレーやペットシーツ、移動用のキャリーバッグなどがあります。

これらを一式揃えると3万円~6万円程度の費用がかかります。価格は製品の品質やデザインによって大きく変動するため、予算に応じた選択が可能です。

フードやケア用品などの消耗品費用

新しい環境に慣れるまでの間は、それまで食べていたフードを継続して与えるのが一般的であるため、最初はブリーダーやショップで指定されたフードを購入します。

また、ブラッシング用のブラシやスリッカー、爪切り、歯磨き用品などもすぐに必要となります。これらの初期消耗品の費用としては、およそ1万円~2万円程度を準備しておきましょう。

保険加入や避妊・去勢手術費用について

必須ではありませんが、将来的なリスクを考慮してペット保険への加入を検討する場合、月々の保険料として1,500円程度からかかります。また、繁殖を希望しない場合には、避妊または去勢手術費用として3万円~7万円程度を初期段階で計画に入れておくと安心です。

これらの費用は地域やサービス内容によって変動することがあるため、事前に居住地域や動物病院、販売店などで詳細を確認しておくことをおすすめします。

マルチーズと暮らす年間コストを把握しよう

パソコンの前で調べ物をしているように見える犬

マルチーズを迎え入れてからも、毎年一定のコストが必要になります。食費や消耗品、定期的なケアや医療費など、継続的な費用が発生します。年間にかかる費用の総額としては、20万円から35万円程度を目安に考えておくと、無理なく愛犬との生活を楽しむことができます。

フードや消耗品にかかる費用

毎日のフードやおやつ、トイレシーツや衛生用品などの消耗品には、年間8万円から17万円程度かかります。特にフードは健康に直結するため、品質の良いものを選ぶことが推奨されます。

トリミングの年間費用

マルチーズは定期的なトリミングが必須の犬種で、毛玉や皮膚疾患の予防、衛生管理のためにも1~2ヶ月ごとにトリミングが必要です。1回の料金は地域や店舗によって異なりますが、およそ7,000円~1万2,000円が相場で、年間に換算すると7万円~14万円程度になります。

健康維持のための医療費

毎年必要な狂犬病予防注射(自治体登録料込み約4,000円)と混合ワクチンの接種、フィラリアやノミ・マダニの予防薬、定期的な健康診断などの医療費用は、年間合計で4万円~10万円ほどかかります。健康状態や年齢によっては、さらに追加の医療費が必要になることもあります。

まとめ

正面を向いて笑っているように見える犬

マルチーズは小型犬の中でも安定した人気があり、価格相場は個体の容姿や血統などで大きく異なります。子犬を迎えるためには、生体価格とは別に初期費用として5万~12万円ほどの予算が必要であり、さらに毎年の飼育コストとして20万~35万円程度を見込んでおく必要があります。価

格や費用にとらわれすぎず、健康状態や生活環境を慎重に見極め、生涯を共にする覚悟をもってマルチーズを迎えることが大切です。


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