豊富な運動量が欠かせない小型犬
中型犬と暮らす筆者は、「大きな犬はお散歩が大変だね」とよく言われます。そして、超小型犬であるポメラニアンとも暮らしている私は、「小型犬はあまりお散歩しなくていいから楽だね」と言われることもあります。
本当にそうでしょうか?小型犬は「愛玩犬だから…」「室内犬だから…」と、あまりお散歩をしなくても大丈夫な犬だと思われているようですが、犬種によって大差があると言えます。
小型犬のお散歩に必要な時間の目安は1回15分~30分程度とされていますが、超小型犬のポメラニアンが1回50分以上のお散歩をすることもあります。
犬それぞれに個体差があり、お散歩や運動の好き嫌いもありますし、実際に一緒に暮らしてみなければ分からないとも言えます。
これから初めて犬を迎えようと考えている方は、「豊富な運動量が欠かせない小型犬(犬種)」を知ってから犬を迎えましょう。
1.イタリアン・グレーハウンド
気品さと優雅さが魅力な華奢なスタイルを持つイタリアン・グレーハウンドは、豊富な運動量が欠かせない小型犬です。
一見、「あの細身な体に豊富な運動量など必要ないのでは…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
イタリアン・グレーハウンドが俊足であることをご存じでしょうか。視覚ハウンドと呼ばれ、優れた視覚と走力を武器にした狩猟犬として活躍した犬種です。
飼い主とのんびりお散歩をすることだけでなく、ドッグランで思いっきり走らせてあげる機会も必要な犬種であると言えます。
毎日のお散歩であれば、1日に朝と夕の2回、1回1時間程度を目安にするとよいでしょう。
2.ジャック・ラッセル・テリア
とても小さな体をしていますが、「元気」「明るい」「活発」「好奇心」「遊び好き」と言った言葉で表現されることの多いジャック・ラッセル・テリアは、豊富な運動量が欠かせない小型犬です。
パワフルさと俊敏な動きからは、「アスリート」と呼ばれることもあります。キュッと引き締まった体型をしていることも理由のひとつでしょう。
ジャック・ラッセル・テリアに必要な運動量は、1日に朝と夕の2回のお散歩を1回60分~90分を目安にとされています。
狩猟犬として活躍した過去のある犬種で、動き回る小さなものを目にすると、つい追いかけたくなってしまうことがあります。
お散歩中、動き回る小さなものを目にすると興奮してしまいやすく、飛びかかる恐れもあるため、安全にお散歩するためには、運動量だけでなく、適切なしつけをすることも必要な犬種です。
3.パピヨン
パピヨンは、小さくき華奢な体型からは想像できないほど、俊敏な動きを得意とする犬種です。ドッグスポーツに取り組んでいる犬も多くいます。
1回のお散歩に必要な時間の目安は20分~30分程度とされていますが、好奇心旺盛で活発な性格を満たすことができるだけの「運動の質の高さ」を必要としています。
のんびり歩くことよりも、早歩きでぐんぐん進むことを好みます。外をお散歩することだけでなく、室内でのおもちゃ遊びやドッグランで自由に走り回ることも好みます。
“軽めの運動”ではなく、「ハードな運動」を好む犬も多いので、身体能力の高い小型犬であるということを理解しておきましょう。
まとめ
豊富な運動量が欠かせない小型犬を3犬種解説しました。
- イタリアングレーハウンド
- ジャックラッセルテリア
- パピヨン
愛犬が運動不足に陥らないための秘訣は、「毎日お散歩に行くこと」です。忙しい朝もあります。疲れて帰宅する夜もあります。1回10分のお散歩でも構いません。
天候不良や飼い主の体調不良でお散歩に行くことができないときは、室内での遊びを取り入れた運動をさせてあげられるとよいと思います。
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