️おしりフリフリは楽しいサイン
気分が弾んでいる
おしりをフリフリついでにしっぽもフリフリしながら歩いている場合は、嬉しいサイン。お散歩やお出かけが楽しくてウキウキと心弾んでいます。
嬉しそうに目がキラキラしていたり、息が弾んでいたり、わんこのポジティブな感情表現はとても素直なのでわかりやすいですよね。こんな場合は全く心配ありません。「楽しんでくれているんだな」と受け取って存分に可愛いおしりを愛でましょう。
遊びに誘いたい
他のわんこや人に向かっておしりをフリフリするのは、遊びに誘いたいサイン。特に上半身を低くしておしりをプリッと突き出してフリフリする姿勢は「プレイバウ」と呼ばれ、相手に「遊ぼうよ!」と訴えているときによく見られる行動です。
こちらもやはり、相手と遊びたい気持ちでウキウキしているサインなので温かく見守ってあげましょう。
️要注意!病気が隠れているかもしれない歩き方
わんこのポジティブなおしりフリフリはとにかく可愛いだけでOKなのですが、中には病気が隠れているサインの場合もあるので注意が必要です。
モンローウォークは股関節形成不全のサイン
往年の名女優マリリン・モンローを彷彿とさせる、腰をくねくねさせたセクシーな歩き方、いわゆる「モンローウォーク」は実はわんこにも見られることがあります。
わんこのモンローウォークは、股関節形成不全という病気の典型的な症状の1つです。股関節形成不全とは、大腿骨や骨盤の変形によって股関節が上手く噛み合わずに歩様の異常などが現れる疾患で、特にパピー期の大型犬に多く発症します。
遺伝的な要因がほとんどと言われていますが、パピー期のカルシウム過剰摂取によって誘発されることも知られています。若齢の大型犬の子で歩き方が気になるという場合には、動物病院で検査を受けることをおすすめします。
腰を大きく振るのは怪我やコリの影響かも
他にもおしりを振って歩いている場合、通常の動作で足を前に出すのが難しいため、おしりを振る反動で足を前に出そうとしている可能性が考えられます。
つまり足に怪我をしていたり、筋肉を痛めていたりする場合です。わんこはもともと痛みに強い動物でもあり、また野生の本能から痛みを抱えていてもギリギリまで隠そうとする習性があります。
鳴き声を上げるなどあきらかに痛みを訴えてくる頃には症状がかなり悪化している可能性も高く、些細な行動の変化や仕草から痛みの可能性に気づいてあげることはとても重要です。
️まとめ
前を歩く愛犬のおしりフリフリを見ながらお散歩をするのは、至福の時間でもありますよね。
ご紹介した通り、わんこのおしりフリフリは心配無用なことがほとんどですが、「今まではおしりを振っていなかったのに突然歩き方が変わった」「長時間歩きたがらなかったり、お散歩を拒否するようになった」といった場合には注意が必要です。
わんこの必要運動量は犬種やライフステージによって大きく異なりますが、運動不足は肥満やストレスの原因にもなるため、足腰の健康はわんこのQOLにも大きく影響します。早期発見・早期治療が何よりも大切です。
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