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犬の『クッシング症候群』5つの症状 主な原因や発症した場合の危険な状態まで


クッシング症候群は、犬の副腎からコルチゾールが過剰に分泌されることで生じる病気です。腫瘍が原因で起こりうるこの病気は、多飲多尿や皮膚の異常、抜け毛の増加、足腰の衰えといった症状を引き起こします。また、症状が進行すると皮膚炎や糖尿病など他の病気を誘発することもあります。早期の発見と治療が重要で、少しでも異常を感じたら速やかに動物病院で診断を受けることが推奨されます。高齢犬に多く見られるこの病気は、老化と見間違えやすいので注意が必要です。

犬が発症する『クッシング症候群』とは?

高齢犬

皆さんは『クッシング症候群』をご存知ですか。クッシング症候群とは、腎臓のそばにある副腎という部位からコルチゾールというホルモンが分泌され過ぎてしまったがために、体にさまざまな悪影響を及ぼす病気です。

クッシング症候群の原因には、脳下垂体の腫瘍によるものと副腎そのものの腫瘍によるものの2つがあります。これによりクッシング症候群を発症し、さらに皮膚炎や膀胱炎、最悪の場合、糖尿病などの他の病気を誘発するリスクも高まります。

クッシング症候群は予防することは非常に難しいため、少しでも症状が現れたらすぐに病院へ連れて行き、診察・検査を受け、早期発見・治療に取り組むことが重要です。

犬の『クッシング症候群』5つの症状

ベッドに横になる高齢犬

犬がクッシング症候群を発症している時、どのような症状が見られるのでしょうか。下記で紹介する症状が現れた場合は、速やかにかかりつけの動物病院へ連れて行き、相談しましょう。

1.多飲多尿

腎臓の病気を患っている犬は、以前よりも水を多く飲み、尿の排泄量も明らかに増えます。これを「多飲多尿」と言い、この症状が現れた場合は何かしらの病気を疑う必要があります。

放置してしまうと症状が悪化してしまい、別の病気を誘発する恐れもあるので、早めに動物病院で診察や検査を受けましょう。

2.皮膚に異常が見られるようになる

横になりながら撫でられる老犬

クッシング症候群は、皮膚に異変が見られるのも特徴です。

  • 皮膚にハリがなくなり弱々しくなる
  • 皮膚が黒ずむ
  • 皮膚がたるみお腹が膨れているように見える

クッシング症候群は高齢犬に多く見られるため、一見すると「ただの老化現象では」と見過ごされがちです。しかし、上記のような症状は、クッシング症候群の特徴でもあるため、「老化」で済まさずに、一度健康診断を受けることをおすすめします。

3.抜け毛が増える

今までは毛があまり抜けなかった犬の抜け毛が突然増えた場合は心配になりますよね。クッシング症候群の場合、顔や尻尾以外の場所の抜け毛が増えたり、体を軸に左右対称に抜け毛が見られるケースが多いです。

前述したような特徴の抜け方が見られた場合は、クッシング症候群やその他の病気を疑い、かかりつけの動物病院に相談してみてください。

4.足腰が弱まったり呼吸が荒くなり疲れやすくなる

散歩する老犬

クッシング症候群の特徴の1つに、疲れやすくなるという変化があります。こちらも老犬の多くは体力を消耗しやすくなっているため、なかなか気づかれにくい特徴です。

他にも足腰が弱まり歩きたがらなくなったり、以前よりも少し歩くだけで呼吸が荒くなり、明らかに体力が低下していると感じたら、危険サインです。クッシング症候群を発症している恐れもあるので、早めに診察してもらいましょう。

5.そのほかの病気を発症する

クッシング症候群は、発症して症状が進行すると、他の病気を誘発するケースも珍しくありません。

  • 皮膚炎
  • 膀胱炎
  • 糖尿病

主に以上のような症状を発症するケースが多くあります。

つまり、クッシング症候群を発症している時には、すでに他の病気を発症している可能性が高いので、そのまま放置せずに必ず病院を受診してください。症状が進行すると、命の危険もあるので非常に恐ろしい状態です。

まとめ

病院にきた犬

クッシング症候群は、高齢犬にみられることが多い病気なので、なかなか見分けがつきづらいと言われています。しかし、放置していると命の危険も高まるので、少しでも「おかしい」と飼い主が直感したら、かかりつけの動物病院を受診しましょう。


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