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犬が『交通事故』に遭ったらどうしたらいいの?飼い主がすぐにすべき対応とは


犬が交通事故に遭う主な原因は、パニックによる予期せぬ飛び出しや、夜間の視認性の低さが挙げられます。事故を防ぐためには、伸縮リードの使用を控え、飼い主がしっかりとリードを握ることが重要です。また、夜間は犬にライトや夜間専用の服・首輪を着用させ周囲からの視認性を高めましょう。もし犬が事故に遭った場合、まずは犬の状態を確認し、安全な場所へ避難させ、事故の状況を把握します。その後、速やかに動物病院へ連絡をし、指示に従って行動してください。また、交通事故の相手とは連絡先を交換して、医療費や損害賠償の話し合いに備えましょう。

犬が交通事故に遭う主な原因

横断歩道を渡る犬

犬の交通事故は、散歩中に起こることが大半です。

犬が交通事故に遭う主な原因として、怖い出来事がありパニックに陥った結果、道路に飛び出してしまったり、夜間に散歩していたら、車やバイク側から犬の姿が目視できず、回避できなかったために接触事故を起こしてしまうというケースが挙がります。

交通事故に遭わないためにも、通常の散歩時には伸縮リードを使わないようにしたり、飼い主がしっかりリードを握ってコントロールできるようにする、夜間でも犬の姿が周囲から確認できるようにライトや夜間対策用の服・首輪を身につけさせるといった対策が効果的です。

犬が『交通事故』に遭った時に飼い主がすべき対応

犬の前足を握る

もしも散歩中などに愛犬が交通事故に遭ってしまった場合、飼い主はどのように対応すべきなのでしょうか。

まずは犬の状態を確認する

犬が交通事故に遭ってしまったときは、まず事故に遭った犬の状態を確認します。ただし、この時突然触れてしまうとビックリさせてしまい、余計にパニックに陥る危険があるので、必ず声をかけてください。

声をかけて反応するか、視線を合わせることができるかを確認した後、呼吸の仕方にいつもと違いはないかチェックしてください。

また、自分で立ち上がることができる状態なのか、あるいは動くことができない状態なのかも確かめます。自力で立ちあがろうとしない場合は動けない状態であることが多いので、無理に立ち上がらせようとせず、安静状態のまま出血箇所や怪我の箇所を確認してください。

安全な場所へと避難させる

休む犬

声をかけて触れることができるようになったら、あるいは犬が自力で歩けるような状態であれば、安全な場所へと避難させましょう。

そのまま道路に横たわっていると、後からやってきた車やバイク、自転車などが突っ込んできてしまい、二次被害に遭う恐れがあります。

事故の状況を確認する

続いて、事故の状況を確認してください。相手は何に乗っていたのか、どのようなぶつかり方をしたのかを思い出し、犬がどの向きでぶつかり、どこを負傷したのかを確かめます。

もしもパニック状態に陥ってしまい、事故の状況を冷静に把握できないようであれば、周りにいる人に協力してもらい、事故の状況を見た人がいないか尋ねてみましょう。

近くの動物病院を調べて連絡を入れる

スマホ

犬がどのような状態であっても、まずは必ず動物病院へ速やかに連れていき、診察や治療を受ける必要があります。一見すると元気な犬であっても、内臓が傷ついているケースは珍しくありません。

近くにある動物病院を調べて、連絡を入れてみましょう。その時、事故の状況を伝えながらどのように対応すべきなのか、そちらの動物病院へ連れて行って診てもらうことは可能なのかなど、指示を仰いでください。

基本的には車でなるべく安静にした状態で運ぶ方法が最も安全ですが、車を運転できない場合はその旨を病院側に伝えて、どのように動物病院まで運ぶべきなのか、こちらも指示に従いましょう。

交通事故の相手と連絡先を交換する

交通事故に遭った場合は、必ず相手が存在します。後日、犬の医療費や乗り物の物損費など、お互いの話し合いのもと、損害賠償請求や保障の話などが出てくる可能性があるので、念のため、相手と連絡先を交換しておきましょう。

まとめ

治療を受ける犬

いかがでしたか。犬が交通事故に遭ったときは、落ち着いて紹介したような対応を速やかに実行することが重要です。一刻を争う状態の場合も多いので、周囲に人がいる場合は、怪我の具合を確認している間に動物病院へ連絡を入れてもらうなど協力してもらいましょう。


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