お散歩が出来なかった元野犬の驚きのストーリーがSNSで注目を集めています。投稿したのは、Instagramアカウント「dogspirit.konao」の投稿主さん。投稿は記事執筆時点で104万6000回再生され「プロって凄い」「嬉しくて泣けてきました」「胸がギュッてなりました」といったコメントが寄せられています。
リードが怖い元野犬
東京都板橋区で犬猫の保護活動をされている『BeSail_Animal』さん。レスキューから里親探しまで行っていますが、元野犬の『ガン』ちゃんがお散歩に行けないことに悩んでいたそうです。そこでガンちゃんは、ドッグビヘイビアリスト(犬の心理行動専門家)である『荒川直子』さんの元でトレーニングを行うことになりました。
リードが怖いガンちゃん
ガンちゃんの最大の問題は、リードを怖がることだったそう。リードを装着することすら難しく、1年もお散歩に行けずにいたといいます。今までお散歩などしたことのないガンちゃんには、首輪もリードも敵のように感じたのでしょう。
1年間お散歩へ行けず
怖くて歩けない…
信頼を結ぶためのトレーニング
リードを付けると、警戒態勢でその場に固まってしまうガンちゃん。そんなガンちゃんとお散歩をするために必要なのは、「リードは怖くない」という信頼関係なのだそう。そのためには、リードを引く際に犬にかかる力に慣れさせることが重要だと荒川さんは説明しています。
力に慣れさせることが重要
前に進もうと焦るあまり、余計な力を加えては逆効果になりかねません。ガンちゃんのリードに対する強い抵抗は双方の負担になるため、極力抑えたい…。そこで、本当に少しずつ前進していったそうです。
少しずつ前進していった
1歩を踏み出す姿に感涙
そしてこの日、ついにお散歩デビューをすることに。念のためリードを1本増やし、ゆっくりと玄関まで歩いて行ったといいます。するとガンちゃんは、恐る恐る外へと1歩を踏み出したのです。
ついにお散歩デビュー
ゆっくり外へ…
1歩外に出ると、お散歩の始まりは実にスムーズなものでした。そのまましっかりと荒川さんに引かれ、1年越しにお散歩を楽しめたのです。ガンちゃんは、リードを付けられて牙をむいていたことが嘘のように、興味津々な様子で街を歩いたのだそう。
1歩を踏み出した!
スムーズにスタート
無理せず少しずつ絆を結んでいったことで、ガンちゃんも安心して挑戦出来たのではないでしょうか。
お散歩大成功!!
この投稿には「初散歩おめでとうございます!」「表情も行動も徐々に和らいできましたね」「ワンコの世界を広げてくれる神様に見えました」など、温かなコメントが寄せられています。
その後のガンちゃんですが、なんと保護主さんとのお散歩も無事成功したのだとか!Instagramアカウント「dogspirit.konao」では、2回目のお散歩の様子や、犬のトレーニングについての動画がたくさん紹介されています。ぜひチェックしてみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「dogspirit.konao」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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