犬のケージを掃除する正しい頻度
愛犬のケージを掃除する頻度は「毎日」が基本です。
パッと目をやるだけでも、抜け毛が落ちていることが分かるのではないでしょうか。毛が抜けるのと同時に、フケも落ちています。
お散歩のとき、外から持ち帰ったチリやホコリ、砂や土などが、ケージの中に取り込まれてしまうこともあります。
ケージの中にトイレを置いている場合では、うんちやおしっこの付着もあるでしょう。
不衛生な状態で愛犬がくつろいだり眠ったりしているのだと思うと、毎日掃除をしてあげたいと思うのではないでしょうか。
犬のケージのお掃除方法
ケージの中を空っぽにする
まずは、ケージの中を空っぽにします。ベッドやトイレなど、ケージの中に置いているものを全て出しましょう。
乾拭きをしてから掃除機をかける
いきなり掃除機をかけると、ケージの中に落ちている抜け毛やフケ、ホコリなどが部屋中に舞ってしまいます。
空気中に舞ったものは、またケージや床に落ちてきます。ですので、乾いたタオル等を使って乾拭きしてから掃除機をかけましょう。
除菌スプレーを使って拭き掃除をする
ペットショップやホームセンターで購入することができるペット用の除菌スプレーでも構いません。私は動物病院で販売されているものを使っています。
除菌スプレーは、タオル等に吹きかけてから、ケージの底板や柵を拭き掃除するのがおすすめです。汚れがひどい部分があれば、直接吹きかけてもよいと思います。
ベッドやブランケットを日干しする
毎日お洗濯することが難しいベッドやブランケットは、コロコロ(粘着クリーナー)を使って抜け毛を取り除いた後、日干しをしましょう。
うんちやおしっこが付着することがあるのであれば、ベッドを覆うようにブランケットをかぶせ、カバーのようにして使い、ブランケットのみ毎日お洗濯してもよいと思います。
ニオイが気になるときのお掃除方法
うんちやおしっこが付着し続けていること、抜け毛やフケや皮脂がたまり続けていることが、ケージの嫌なニオイの原因になることがあります。
これは、ほとんどの場合で、毎日のお掃除をすることで解決できます。
ニオイが気になるときは、ケージを分解し、お風呂場に持って行き、中性洗剤を使って水洗いするのがおすすめです。
こびりついて、簡単に取り除けない汚れがあるときは、バスタブにお湯を溜め、漬けおきしておくと取り除きやすくなります。
除菌スプレーを使って拭き掃除をする
毎日のお掃除には、ケージを分解して…というのは大変だと思います。毎日ニオイが気になるときは、ペット用の除菌スプレーを使ってお掃除しましょう。
ペット用の除菌スプレーは、ペット特有にニオイにも対応した商品があります。かかりつけの動物病院で尋ねてみてもよいと思います。インターネットで検索してみると、気に入る商品が見つかるかもしれません。
人間用の除菌スプレーや消臭スプレーは、犬の健康に害を及ぼす恐れがあります。とくに呼吸器や循環器に持病のある犬である場合には、炎症や咳の原因になりやすいので、使用しないようにしましょう。
どうしても人間用を使用しなければならないのであれば、愛犬に他の部屋で待機してもらって使用しましょう。仕上げに水拭きまでしておくと安心です。
まとめ
愛犬のケージを掃除する頻度は「毎日」が基本です。大雑把にでも構わないので、毎日お掃除をしておくと、大掃除をするときも楽ですよ。
1週間に1回、ケージを丸洗いしたり大掃除したりするとき、汚れがたまっていると手間も時間もかかります。取れなくなってしまう汚れやニオイもあります。
愛犬の健康を守るためにも、ケージは毎日お掃除してあげましょう。
■関連記事
・犬が飼い主に体をこすりつけるときの心理とは?状況から考えられる病気も
・子猫が『初めてのシャワー』に挑戦→心配した犬が…感動的すぎる『まさかの対応』が4万再生「家族愛にウルッときた」「よく頑張った」と絶賛
・『大型犬が想像よりも大きく育った』と思っていたら…3年後に発覚した『衝撃の事実』が313万回表示「人間はチョロいw」「キョトン顔で草」
・家族の中で「犬が一番好きな人」を見極める方法とは?
・お母さんに怒られた犬→男の子のそばに行き…まさかの『戦略的な行動』があざとすぎると214万再生「チラチラ見てるw」「目で訴えてるの草」