愛犬が突然甘えなくなる原因
1.自立心が強くなった
愛犬が突然甘えなくなる理由として、自立心が強くなったことが挙げられます。
飼い主を必要としなくなったわけではありません。飼い主からたくさんのことを学び自ら考え、判断し、行動することができるようになったのでしょう。
どんなに甘えん坊な犬にも、自立心はあった方が良いです。
飼い主がそばにいないときや災害などの危機的な状況におかれたときなど、自ら考え、判断し、行動することができるようになるためです。
甘えてほしいからとおやつを与えすぎたり、無理に構おうとしたりせず、愛犬が望む適切な距離感を保つことが、信頼や安心に繋がります。
以前と比べたとき、突然甘えなくなったように感じられることはありますが、ゼロになるわけではありません。
愛犬が自ら甘えてきたときには、その時間を大切にしてあげましょう。
2.飼い主の変化に不安やストレスを感じている
愛犬が突然甘えなくなるのは、飼い主の変化に不安やストレスを感じているからです。
犬は、小さな変化にも敏感な動物です。飼い主の変化にはとくに敏感で、小さな変化にも不安やストレスを抱くことがあります。
職場が変わったことや人間関係に悩んでいること、新しいことにチャレンジしていることなど、飼い主の心の良い変化も悪い変化も愛犬は感じ取ってしまうのです。
犬はいつもと同じ日常に安心感を覚えます。しかし、飼い主だっていつも同じ心境や状況で過ごせるわけではありません。
愛犬の不安やストレスが少しでも和らぐよう、スキンシップやコミュニケーションを大切にしたり、お散歩や運動を欠かさないようにしたりしましょう。
3.年を重ねるごとに落ち着く
愛犬が突然甘えなくなる理由として、年を重ねるごとに落ち着くためです
子犬の頃はめちゃくちゃ甘えん坊です。飼い主が家事をしているときも「抱っこしてよ~」「撫でてほしいよ~」と甘えてきます。
成犬になると、「今は甘えてもいいときだ」「今は邪魔をしない方がよさそうだ」と、飼い主の様子を見て判断することができるようになります。
そして、シニア犬になると、甘えん坊な姿はあまり見られなくなります。
筆者の家には13歳のシニア犬がいますが、私に甘えるのはお腹が空いたときやお散歩に行きたいとき、長いお留守番をしていたときくらいでしょうか。
精神的な落ち着きが見られるようになる年齢には、個体差があります。また、シニア犬になっても甘えん坊な犬もいますし、性格的な部分も関係するのではないかと思います。
4.病気や怪我による痛みに耐えている
愛犬があまりにも突然甘えなくなったと感じられるときは、病気や怪我による痛みに耐えている場合もあります。
「痛いよ…」「苦しいよ…」と飼い主に訴えることができる犬もいますが、ただジッと耐える犬もいます。ケージやベッドに入り、体をキュッと丸めて寝続けるのがサインです。
様子がおかしいなと感じられるときは、ごはんを食べることができるのか、水を飲む量が減ったり増えたりしていないか、軟便や下痢をしていないかなど、体調をよく見てあげましょう。
まとめ
愛犬が突然甘えなくなる原因を4つ解説しました。
- 自立心が強くなった
- 飼い主の変化に不安やストレスを感じている
- 年を重ねるごとに落ち着く
- 病気や怪我による痛みに耐えている
愛犬が突然甘えなくなると、飼い主は寂しいと感じるでしょう。成長による変化なのであれば、「おとなの犬になったんだなぁ」と、受け入れてあげましょう。
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