️自己中心的な人
あなたがわんこと暮らしたい理由は何ですか?可愛いわんこを連れ歩きたいから?SNSで写真を載せて自慢したいから?
そのように、わんこを自分を着飾るためのファッションアイテムや、承認欲求を満たすためのアイコンとしか考えられない自己中心的な人は、わんこを飼ってはいけません。
わんこは生き物であり命です。
一時の衝動や憧れだけで飼いはじめ、「飽きたから」「思っていたのと違ったから」と言って手放すようなことは絶対にあってはなりません。
またわんこと暮らすということは、わんこが中心の生活にシフトするということです。わんこのリズムに合わせ、起きる時間を変えたり行動範囲を変えたりしなくてはなりません。
「自分中心の暮らしのリズムを変えたくない」という人には向きません。
️経済力がない人
わんこと暮らすと思っている以上にお金がかかります。
「月々にかかるのは最低限、ドッグフード代くらいでしょう?」と思って高をくくっていると、大赤字になってしまうこともありえます。
狂犬病予防接種や混合ワクチン、フィラリア予防薬など、毎年必要な予防医療費だけでも数万円かかりますし、病気や怪我をしたら医療費は基本的に全額自己負担です。
それを避けるためには、民間のペット保険会社に保険料をおさめなければなりません。
また最初のうちはトイレの失敗やイタズラなどで、家具の修理や買い替えなどに思わぬ出費もありえます。経済力がない人にはわんこを幸せにすることはできません。
️生活が忙しすぎる人
「多忙な毎日の癒しになってもらいたい…」そんな気持ちでわんこを飼いたいと考える人もいるかもしれません。
ですが仕事や学校、家事などがあまりに多忙すぎ、そしてその生活を見直すことが難しい人にはわんこを幸せにはできないでしょう。
わんこのお世話はごはんを与えるだけではありません。お散歩や遊びの時間など、わんこのために費やす時間が少なからず必要です。
長時間のお留守番や運動不足はわんこにとって大きなストレスにもなりえます。時間にある程度の余裕があり、わんこのために時間を費やせないのであれば、わんこと暮らすことは諦めるべきです。
️潔癖でこだわりの強い人
わんこは動物であり、生き物です。当然のことですが、おしっこもすればうんちもしますし、抜け毛だってあります。
SNSやテレビなどの「きれいごと」の情報ばかり見ていると、その裏にある日々の汚れ仕事が想像できない人が少なからず存在します。
わんこを室内で飼うとなれば、粗相やイタズラで部屋が汚れたり壊されることもありますし、不慮の事故を防ぐために室内のレイアウトや物の置き場を変えざるをえないこともあります。
どうしても部屋の中はキレイでないと我慢できない、こだわりの家具やレイアウトを譲れないという人は、わんこの存在をストレスに感じてしまいかねません。
️まとめ
残念ながら、今も身勝手な飼育放棄により不幸になるわんこは絶えません。
わんこと暮らしたいと思ったときには想像力を最大限に働かせること、そして飼育経験者の話をよく聞いて情報収集をしましょう。
自分に本当にお世話ができるのか、その生活を十数年続ける覚悟があるかを熟考してください。
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